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続きです!

太宰→→→→(?????←)中也

太宰「」中也『』

(少し前話から「」を変えました)

___________________

【雨】中也side

ザァァァ…ァ

『ほんとに…やめ…”///…』

公園のベンチで手を握られ顔を近づけ、声を出そうとするが雨の音で全部掻き消される。目の前の太宰は獣みたいな目で見てきて__

ちゅ…

と俺に1回キスをした。

『……へぁ”…?!/////』(ブワッ…)

「っは…キスされただけで顔、真っ赤にしちゃって可愛い…♡」

太宰は先刻とは違った優しい目で見つめて、頭を撫でて、首、肩、腕、それから手に触れて優しく握って。

いつもなら気持ち悪い行動を嫌な気になれなくて鼓動が早くなって雨音が心音で聞こえなくって…。

不思議な気持ちで何も分からなくて気持ち悪くなって……

なんで太宰は俺にキスなんか、、

なんで、、なんで、なんでなんでなんで……

『ッ…は…はぁっ…はぁ…はぁ…”//』(ドクドク…ッ)

「おや、大丈夫かい?」(呼吸も鼓動も早いな…)

『っ…ぁ”、ゃめ”…ッ触んな…///ッ…』

「…怖いのかい、涙が零れているけれど……」

『ぇ”…ぁ…///』(ポロポロ…)

太宰に言われ自分が泣いていることに気づいた。”どうして泣いているんだい”と声を掛け頭を撫でてくる。

「ねぇ、どうして…もしかして私のこと嫌い…」

『!…ちがっ”…違くて…キスなんて初めてで…怖くなっちまって…///』(ポロポロ…)

「あぁ…急にして悪かったね…」(なで…)

『なん”…で…今日そんなに…髪とか…キスとか…///』

「…どうしてだろう、、中也が可愛すぎて…」(何処かで頭のネジが外れた)

「怖がらせてしまって悪かったね…」

謝るなんて太宰らしくなくて距離を取りたくなるほど身体がまだ受け付けない。そんな事は知らずに太宰は「雨も強くなってきたし」と俺を家に帰らせようとしていた。

「歩けるかい…?」

『否、歩けねぇ…//』

「じゃあ私が連れて帰るよ…っ」(姫抱き)

『は…???////“』

俺が此処に残れば太宰はもう諦めて帰る。そう思って息を整えながら歩けないと返したが、「歩けないなら」と姫抱きをされ今まで味わったことのないような屈辱を味わった。

「よし…じゃあ家に帰ろうか」

『いや、よしじゃねぇよ!莫迦じゃねぇの!!何で姫抱きなンだよ!!////』

「今日、中也和服だろう?そんな状態でおんぶでも抱っこでもしてしまったら服が破けるじゃないか」

『ンまぁ…確かに…//』

何も返す言葉が出てこない、この和服も姐さんからいただいた大切な和服だ。俺はこの時太宰の言う通り大人しく姫抱きをされるしか方法がなかった。



太宰side__

【道】

本当に失敗した。キスをしたり手を繋いだりいつもなら絶対我慢していることを沢山してしまった。しかも何処で血迷ったのか分からないけれど、私は今、中也を姫抱きして歩いてる。このままセーフハウスまで送ろうと思ったが、小さい子は随分眠たかったようで私が抱きしめると安心したように腕の中で大人しく眠りについてしまった。


この天使のように見える相棒をどうしてしまおうか、とても可愛らしい寝顔をして半開きの口から短い舌が見える。

今、私がいる場所からセーフハウスまでは約1km。可愛い相棒の為とはいえそこまで運んでしまったらもう私の腕は使い物にならないだろう。しかし私の社員寮はこの地点から約300m。

「寮の方がいいか…」

そう思い私は相棒の可愛い寝顔が誰にも見られぬように急いで社員寮に向かった。







【???】中也side___


カラスの鳴き声、窓を開ける音、洗濯物を取り入れる音、そこに少し畳のいい匂いがする。

目を少し開けると夕日の光が見え、知らない天井が見えた。

『どこだ…此処……』

寝起きの声でそう呟くと視界の隅に相棒の顔が入り込んだ。

「結構起きるの早かったね、おはよう」

『なんで…太宰が此処に……』

「なんでって、此処…私の部屋だからねぇ」


【武装探偵社員寮】

太宰にそう言われキョロキョロと周りを見ると太宰の外套や焼酎の瓶、使われたちり紙などが落ちていた。

『何で手前の社員寮…』

「少し中也のセーフハウスだと遠くてねぇ…」

『あぁ…なるほどな』

納得しながらも今日の此奴の様子はおかしいなと思いもう一度辺を見渡す。

よく見ると部屋は汚く見えるが俺の周りにはゴミが一つも落ちていない状態で着ていた和服は脱がされ綺麗に畳まれていた。

自分の身体を見ると太宰のシャツが着せられていた。通りで少し涼しかったわけだ。

『なァ、今日の手前すげぇおかしい…』

と言いかけ、太宰の方を向いた時、彼奴の視線は下を見て少し赤面していた。何かエロい物でも見たのかと俺も下を見ると何も無かった。あるとすれば俺の太ももくらい。

「おい、大丈夫かよ…風邪でも引いちまったのか…?」

と優しく声をかけ布団から出てくると太宰は目を丸くし、気づいた時、俺は床に腕を固定され押し付けられていた。


太宰side_____

つい先程、中也が目を覚ましこれ以上自分が暴れる前に中也を帰らせようとしていたのに。

何も服がないからとシャツだけ着せたことに後悔していた。私は知らなかった、シャツの隙間から胸、腹、太ももが見えることに。ここまでエロいと感じるとは思ってもいなかった。

ドサッと畳が擦れる音がして、私は中也のことを押し倒していた。

『ン”…ッ…おい、だざぃ…//』

「ッ…ごめ…もう我慢できない…”//♡♡…”」

「中也のこと好きなのだよッ…襲わないように我慢していたけど無理そうだ…お願い抱かせて…♡♡♡”」

中也から見れば今の私は獣の様だろう。恥も捨て中也に愛を囁き懇願する。

いつもの中也なら滑稽だと笑い写真でも撮っていただろうが今は赤面し不安の混じったような目で私のことを見ていた。

『好きって…//俺は男だぞ…うそつけ…”////』

「嘘じゃない!本当に好きなんだ、中也のことは可愛くてとても愛らしいと思っているよ…」

『っ…ぁ///…それでも抱くのは…/////』

「嫌いな男に抱かれるのはやっぱり嫌かい…?」

『!…嫌いなんかじゃな…』

「じゃあ好き…?♡…」

どうせ違うと帰ってくると思ったのに返事は予想外で___

『…すき…////』

そう言って赤面しプルプル身体を震わす相棒を見てもう我慢はできなくなっていた。流石に可愛すぎて襲ってしまおう、そう思った時

『…でも…両思いならえっちからしたくねぇ…まずは付き合いたい…///』

と、恋愛を真剣に考えていた中也に襲うことを断られてしまった。

付き合う、それがどんなふうにするものなのか私にはよくまだわかっていないけど__

ソッ…

私は中也の手を優しく握り

「いいよ、付き合おうか中也…♡」

と、今まで出したことがないような甘い声でそう返した。

私に”付き合おう”と言われた中也は嬉しいけど恥ずかしいというような顔を私に見せ、最後は顔を真っ赤にし首を一生懸命、縦に振って可愛いところを見せてくれた。


___________________

一旦切ります!

結構長いから読むの疲れるかも。。。

告白もしっかりできてない気がする、、

誤字脱字あったらごめん!!次頑張る!

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