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ローソン・イロハス〜泣 優しいじゃないかぁ〜泣
ローレンっっ! ローレンの物語少なくて...すっごい嬉しいです!! もうじゃんじゃん書いちゃってください(?)こんな神作と神様殴れません(泣)!
この物語好きすぎて殴れねぇよ😭
「あれ、都愛今日シフト一緒だった?」
『うん』
「そっかそっかあ」
お疲れ様〜なんてひらひら手を振りながら目を逸らしたくなるような
眩しい笑顔を向けてくる年上のおにいさん。
ふわっと香る甘い匂いはどう考えても女性用のもので、
今日も女の人と会ってきたんだなあ、なんて。
『……煙草、吸う?』
「んー……吸わない」
『いいの?』
「いーの、都愛に匂いついたらヤだから吸わねーよ、大丈夫」
んじゃあ着替えてくるってわたしの頭をぽんぽんと優しく叩いて
ローレンは更衣室の向こうに姿を隠した。
“年下の可愛い妹” くらいにしか見られてない。出会った時からずっとそう。
ローレンの吸ったものなら煙草の匂いなんてついたっていいのに。
気を使ってわたしの前ではあまり吸わないし、わたしが
「20歳になったらローレンと同じの吸いたいな」なんて言った日には
ビックリするくらい大きな声で、怒った。
もう高校生じゃないし大人だしローレンとも3歳しか変わらないのに
「都愛は子供だからダメ」なんて。
ローレンが煙草いっぱい吸うこととか家に呼ぶような女の子がいっぱいいることとか
友達に連れられてたまにパチンコに行くこととか、
“悪い大人” な部分をたくさん知っているのに。
知っている上で好きになっちゃって、わたしってば見る目ないなあなんて思ってしまう。
友達に話してやめときなよって言われてもローレンが女の人といるとこを見て
いっぱいモヤモヤしてもそれでもバイトの時に顔を合わせて
わたしに優しい笑顔を向けてくれたらやっぱりこの人じゃなきゃって。
「どしたん都愛ちゃん変な顔して」
『してないよー』
「んー?してたよ、ムスッて。なんかあった?」
『……ローレンが来るのも着替えるのも遅くて仕事が進まないからかなあ』
「あー!ごめんて、ほら行こ?」
ほら。今だってわたしの手首をぎゅっと掴んで立ち上がらせてくるんだもん。
どうしたってこの人じゃなきゃ、ダメだ。
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掛け持ちしてしまいました((
こんな私を誰か殴ってください(?)