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ぬぬぬん
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ら む ね _ @部長
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第二十九話 笑顔と裏側
mf生徒会長に大罪の件を相談したところ、あちらでまた候補者を洗い直してくれるとのことだった。
俺たちは一度ステイすることとなった。
ya「mf生徒会長が調べてくれるまで一旦俺ら暇だよな〜…」
jp「んね、やることないよねぇ…」
ur「俺らも別で調査とかやる?」
ya「ん〜まあそれもあり、か…?」
3人はそのように唸っている。
tt「あのさ…」
そんな3人に俺は一つ提案する。
tt「俺、昨日のことちょっとまだ引っかかってて…」
ya「昨日のことって?」
tt「生徒会室でmf生徒会長と揉めてる人がおったやろ?あの白髪の男の子。あの子がどうも気になって」
ur「あの男の子について調べたいってこと?」
tt「そう、そういうこと。mf生徒会長の取り乱し方も異様やったし…なんかありそうな気がしてしゃあないんよ」
あくまで俺の勘やし、大罪にはなんの関係もないのかもしれない。
そもそも他人の事情にむやみやたらに首突っ込むのもよくないとはわかってる。
でも…気になるものは気になる!!
tt「まあちょ〜っとだけ調べて大罪に関係ないようなガチの私情やったら何もなかったことにしたらええし」
ya「大丈夫かよそれ…mf生徒会長に怒られそー…」
tt「そん時はそん時!」
ya「ttいつの間にそんな精神図太くなったんだよ…」
tt「…んえ?」
jp「んん?」
ur「え?」
ya「こいつらの影響か〜…」
yaくんが何やら言っているが、一旦気にしないものとして…。
tt「多分あの男の子、3年生っぽかったよな?mf生徒会長とタメ口やったし」
jp「じゃあ昼休みにでも3年の教室行ってみよ〜!!」
・・・
昼休み。
俺たちは3年の教室の前へとやってきた。
ya「mf生徒会長いないよな…?大丈夫だよな…?」
tt「mf生徒会長は昼休みは基本生徒会室にいるはずやし、多分大丈夫…やと思う」
ya「いまいち信用ならねーな…」
yaくんは飽きられたようにため息をつく。
ur「そーいやあの先輩のクラスってどこ?」
jp「あ〜…聞いてみる?あの〜すみませ〜ん」
jpが近くにいた3年の先輩に声をかける。
…相変わらずの陽キャっぷりやな。
先輩「ん?どうかした?」
jp「えっと…3年に白髪で狐耳のある先輩っています?」
先輩「白髪で狐耳…dnくんのことかな?」
jp「あ、はい多分そうです!その先輩ってどこのクラスかわかりますか?」
先輩「dnくんはうちのクラスの子だよ」
jp「え、そうなんですか。できたら呼んでもらえたりとかって…」
先輩「あ〜…残念だけど今dnくん教室いないんだよね」
jp「え!」
先輩「多分飼育小屋かな?dnくんいつも昼休みになったら動物に餌あげに行ってるから」
jp「そうなんですね。ありがとうございます!」
俺たちは目を見合わせ頷く。
飼育小屋にレッツゴーや!!
・・・
飼育小屋に行くと、1人の少年がウサギに餌をやっていた。
???「ほら、たくさんお食べ〜」
にこにこと笑いながら餌をやる少年にはなんだかほんわかしか雰囲気が漂っており、昨日生徒会室からとんでもない勢いで飛び出してきたあの子だとはあまり想像つかなかった。
tt「あの…!」
俺は声をかける。
tt「dn先輩…で合ってますか?」
dn「…?うん。俺、dnだけど…」
dn先輩はこてんと首を傾げる。
dn「君たちは…1年生?俺に何か用?」
tt「…えっと、ちょっとお話ししたいことがあって」
dn「話?」
一瞬、もし断られてしまったら…という考えが頭によぎる。
しかし俺が心配は外れ、dn先輩は、
dn「いいよぉ〜」
と、快く答えた。
dn「それでなにー?」
tt「えっと…」
ど、どうしよう…。
いきなりmf生徒会長とのこと聞いても不審に思われるだけやんな…。
俺が言葉に詰まっていると、
ya「その…ウサギ可愛いな〜って思ってて、いつも誰がお世話してるんだろって気になってたんですけど、dn先輩がお世話してるって聞いてお話ししたいなって思ってたんですよ!」
yaくんがそうカバーしてくれる。
dn「あっ、そういうことね!わかるよ〜。ウサギ可愛いよねぇ〜」
dn先輩はにこにこ笑いながらウサギを撫でる。
ya「いつもdn先輩が餌をあげてるんですか?」
dn「ん〜毎日ってわけじゃないけど基本俺があげてるね」
ya「そうなんですね」
tt「動物お好きなんですか?」
dn「うん!」
dn先輩はさぞ嬉しそうに答える。
dn「もふもふふわふわですっごく可愛いから大好きなんだぁ〜」
…さて、そろそろ向こうの警戒心も解けてきた頃合いだろうか。
そろそろ仕掛けてもいいかもしれない。
tt「そういえば…」
俺はまるで今思い出したかのように尋ねる。
tt「前にdn先輩とmf生徒会長が一緒に話してるところを見たことがあるんですけど…お二人って仲良いんですか?」
…どうだ。果たしてすんなり答えてくれるのだろうか?
dn「ん?mfくん?うん!仲良いよ!なんたって俺とmfくんは幼なじみだからね〜」
tt「え、そうなんですか!!」
お、幼なじみ!?
これは予想外やったな…。
てかこんなあっさり答えてくれるとは思いもしなかった。
…え?2人って言い合いしてたよな?
普通言い合いしてた相手が話題に出たらちょっと気まずい雰囲気になるよな?
昨日のやつ、つまりは結局あの後和解できたっていうことなんかな?
やとしたら大罪とはやっぱなんも関係なくてガチの私情…?
やとしたら今すぐ調査を辞めたほうがええか…?
tt「あ、dn先輩。その…次の授業の準備もあるんで俺らそろそろ戻らないと。お話しできて楽しかったです!ありがとうございました!!」
俺たちは慌てて立ち去ろうとする。
しかしその時、
dn「あ、待って!」
dn先輩が唐突に俺の手を握った。
dn「…なんか君、見たことある気がする」
tt「え?」
dn「ちょっと待ってね。今思い出す」
dn先輩はう〜んと唸り、考え込む。
dn「…あ!君、もしかしてttくん?」
tt「え!?」
な、なんで俺のこと知って…?
dn「ちょいちょいmfくんに呼び出されてるよね?なんか頼み事されてるんだとか?」
tt「えっと…まあ」
dn「そっかぁ…」
tt「…え」
dn先輩の瞳に影がさす。
dn「俺も…mfくんに頼られたいなぁ」
tt「…ゾクッ」
急に背筋が冷えた。
dn「俺も…何かmfくんの助けになれるようなことをしたいなぁ」
うっとりとした様子でdn先輩は言う。
tt「あ、あの…」
dn「…あ、ごめんね?授業の準備あるんだったね」
dn先輩は先ほどの様子が嘘だったのかのようにまたほわほわとした柔らかな雰囲気に戻る。
dn「じゃあまたね〜」
tt「はい、また!」
dn先輩の元から立ち去りながら俺は内心かなり困惑していた。
だって…
tt(今、dn先輩の羽…一瞬黒なってたよな…?)
続く
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