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この日は、人生で一番記憶がない。いや、場面ごとならハッキリと思い出せる、そんな日だった。
定年まで2年ほどある5月の火曜日。長らくたまってはいるが、家族旅行以外使い道が思い当たらない有給休暇を使うことにした。朝、ベッドの中で心地いい生理現象で固くなってる肉棒を片手でさすりながら、付き合い始めて数ヶ月の真理とメールをかわしていた。
『真理を想像して、こんなに固くなってるよ』
『そんな、、、私までドキドキしちゃうじゃない、、これから仕事に行くのに』
『そのうち、真理の職場でも、、』
『えっ、、無理ですっ、恥ずかしい、、も、もうこんな時間、また休憩時間にメールしますね』
残念、真理の着替えしてる途中の写メをリクエストする流れでいたのに、先に真理が出勤時間になってしまった。。
さっきまで期待に固くしていた肉棒も、なかば小さくなるのを感じながらキッチンに向かうと、今度は妻が出かける準備をしていた。
「今日は早いんだな」
「ええ、外でお客様と会うことになってるの。すみませんけど、朝ご飯はテーブルの上に用意してあるから、レンジで温めて」
そう話している間にも、妻はテキパキと身支度を整えていく。当時45歳になる妻は、保険の営業をしていて、彼女の落ち着いた性格もあって、営業成績は常に上位なのも聞いていた。髪をアップにして、薄くメイクをほどこし、着慣れたスーツに身を包んでいく。営業先にもよるが5月ということもあるのだろう、最近はタイトなスカートが多い。それなりに身長もある妻のヒップも40なかばどおりの、大きく丸みを帯びた曲線を描いている。さらに視線を下げると、ベージュのパンストに包まれた足が慌ただしく動く。
夜の営みには、まったく興味がない妻も、1男1女を産んでくれ、共働きとはいえ、しっかり家事をこなしてくれている。そんな楚々とした妻を見ていると、小さくなりかけていた肉棒がムクムクと膨張してくる。
夫婦なんだから、少しくらい出かける前のスキンシップを受け入れてくれるだろう。淡い期待をしながら、準備をすませ、玄関に向かおうとする妻のスカートに包まれたヒップを触ろうとした。
「忙しいから、ダメ。それに、おろしたてのストッキングなんだから、」
こちらを振り向いて、キッと睨む妻。そうだよな、その反応だよな。それさえなければ、多少の男ならナンパしてくる美人妻だと思うがなー。
「それじゃ、行ってくるわね」
「ああ、気をつけて。と、そうだ、俺も出かけるかもしれない」
「あらそう。。。。じゃ、出かける時は、カギお願いね」
とっさに妻にウソをつき、軽く手を振りながら妻を送り出した。真理とのメールで思いついた計画というかイタズラを実行するチャンスだ。真理と会えない時に、1人でするためのオカズに、妻の帰宅着替えの場面を隠しカメラで撮影しよう。