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頭の中がゴチャゴチャになってから
ぱっぱらぱーと真っ白になって
僕は真冬に上着無しで駆け出していた
そして今、絶望的状況。
時は数分前に遡る____
僕は家で勉強とか、まぁ色々してたんだけど
急に妹と出かけてた姉さんが帰ってきて、僕に言ったんだ
「ねぇ奏ちゃん!ついさっきね、おっきいまぁるい生き物が舞ちゃん達を食べちゃったんだぁ!すっごい大きくて、凄かったんだよ!」
って。
舞は僕の妹で、姉さんと僕と舞の3人家族。そして姉さんは家族が死んでしまったと意気揚々と言った。
…は?
訳が分からず、ただ悲しいとか何で喜んでいるのかとかの怒りとか、ショックとかで頭がいっぱいになって、家を飛び出してしまった。
持ち物は財布とスマホだけ。
お金もあんまり持ってないし、今日の夜を越せるかすら怪しい。
だけど僕はそのことに気付いていなかっ た。
夜になり自分が危機的状況にあるという事実を認識し、どうしたら良いかわからず道端でうずくまってしまった。
今の時間は午後の七時らしい。
結構寒い。
道行く人は僕に関わりたくないのか何も言わずにスルーしていく。
もう死んじゃうんじゃないか?
どうしたらいいのかなぁ
あーもういいや
しのう
きえよう
「ねぇ、君大丈夫?」
…へ?
自分でも声をかけられると思っていなかったので驚いた。にしても誰だ…この人。
灰色と青を混ぜたような髪色に灰色目
……誰??
道端でうずくまってる少年に声を掛ける大人とか変人しか居ないんじゃないの…?
「あれ、意識大丈夫?ちょっと待ってね。なんか暖かいもの…あー無いな、これでいい?」
僕が黙っているとその人は自分の着ていた上着を僕に着せてきた。暖かい…。
っていうか、返事しないと
「…あ、あの」
僕が言うとその人は電話に出て
「今日急ですけど休んでいいですか?事情ができたんで。…あぁ、はい。すんません。(電話切)
んーちょっと良い?君って家ある…って流石に家はあるか。」
え、何この人、よくわかんない
「ぇ…」
その人はちょっと考えて
「うーん、なるほど(?)なら君一旦俺の家来ようか。ずっと道居るのも寒いし、」
行きたくなかったけど絶対離れない感じがしたから取り敢えずついて行った。
綺麗なマンションだった。
だけど僕はここから飛び降りたら死ねるかな、痛いかなぁとか考えてた。
「ただい…あれ。電気付いてるな」
不思議そうに、だけど少ししか驚いてない風にぽつりとその人は呟いてた。
リビングに案内されてドアを開けたら小さい、舞ぐらいの__小学3年生ぐらいか?そのぐらいの子が1人で片手にエナドリを持ちながらテレビを見ていた。
「部屋、借りておるぞ~」
ひらひらと手を振っている
「ああ、了解したよ。…所で、晩御飯は食べたかい?エナドリだけ…とか、そんなわけはないよね?」
…エナドリを飲むのは許容範囲なの?
「そ、そんなわけない、じゃろぉ…??」
「あ、ぁの…」
埒が明かなそうなので話しかけた。
少女は今僕に気づいたみたいで驚いていた
そんなに影薄いかなぁ…僕。
「おぬし、もしかしてショt」
「フェルちゃん?悠羽、呼ぼうかい ?」
「う”っ”…あいつはこりごりなのじゃぁ…」
悠羽にフェル…そもそもこの人は何ていう人なのだろう。そう思って顔を見ていた。
「フェルちゃんはお風呂入ったのかい?」
「まだじゃが…湯は貼ってあるぞ」
「そう。ありがとね。ちょっとこの子、先にお風呂に入れていいかな?」
なんか勝手に話が進んでる…??
「ん、いいぞ…ってかおぬし、仕事は?」
「その話は後でね」
僕はその流れでお風呂に入れられた
「なんかあったら呼び出ししてね~」
「ぁ…はい」
お風呂に入ってぼーっとしてたら舞のことを思い出しちゃって涙が出てきた。
お風呂を上がると僕の服がないことに気がついた。え、どう、え?
焦っているとさっきの…フェルちゃんっていう子が、パジャマを持ってきてくれた。
「サイズが大きかったら言ってくれのう」
って言って直ぐに立ち去っちゃったけど。
「お風呂、上がりました…」
「あ、お腹空いてたらそこのうどん食べな。お腹吸いてるでしょ?」
「先に頂いてるのじゃ~」
とりあえずご飯をたべて、なされるがままに歯磨きしたりして寝た。
「お、おはようございます…」
朝になっていたのでどうしたものかと思ったが朝ご飯を出してくれたからいただいた。
おいしい。
ご飯を食べているとチャイムの音がなった。
大人の…名前聞いてなかったな。
フェルちゃんじゃない人が出て
「悠羽、仕事お疲れ様。どうしたんだい?」
「な”ん”で”お”じ”ょ”う”い”え”に”い”な”い”の”ぉ”“”“”“」
あからさまに酒に酔ってる人の声がした
フェルちゃんは隣で顔面蒼白になっている。
「最悪の朝なのじゃ…」
【山崎奏】
男,12/31Birthday,茶髪ショートに黄色目
高1(現時点),好き:舞とアイス,嫌い:姉とピーマン
得意:知らない,苦手:ピーマンを食べること
身長:159cm,体重:44kg,性格:優しい、お人好し
種族:にんげん,イメソン:IMAWANOKIWA
補足↓
親は居ない。姉、妹、自分で生活していた。
中2の時に1年だけ不登校になっていた。
一人称は基本「僕」二人称は「君、あなた」
【フェル】
外見は女(不明),3/4Birthday,白髪に黄緑目
年齢は不明,好き:ショタとエナドリ ,嫌い:ダル絡み
得意:長時間の映画鑑賞,苦手:酔った悠羽
身長:126cm,体重:25kg,性格(?):ロリババア
種族:不明,イメソン:
補足↓
悠羽の家の居候。
隣の部屋(テオの部屋)に行ったりする。
学校には通っていない。
一人称は「妾 」二人称は「おぬし」
【テオ・シェスカ】
男,1/16Birthday,灰青ポニテにグレー目
23,好き:悠羽とフェル,嫌い:『天使』
得意:話を聞く,苦手:虐め(第三者としても)
身長:164cm,体重:47kg,性格(?):優しい
種族:半天使,イメソン:
補足↓
悠羽とフェルの隣人。
悠羽とバーのキャストをしている。
虐められた経験が有る。
テオ…神様からの贈り物
一人称は「俺」二人称は「君、貴方」
【常柳悠羽】
男,9/24Birthday,金髪に紅目
22(※テオとタメ),好き:酒とテオとフェル,
嫌い:めんどい客とまっじぃ酒、クソゲー(人生)
得意:知らねー,苦手:人付き合いとゴミ出し
身長:164cm,体重:48kg,性格(?):生意気
種族:にんげん,イメソン:さよならジャックポット
補足↓
テオの隣 人。フェルは同居人でお嬢様。
テオとバーのキャストをしている。
魔導書が読める珍しい人間。
酒カス(あるいはアル中)
2025/08/02
【生徒会本部!】活動開始。