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『…え…?』
『ごめんな、別れよう』
最愛の人から別れを告げられて
私は頭が真っ白になった。
『もう俺はお前を愛せない』
ドクンと心臓が跳ねる。
彼の立ち去っていく後ろ姿を追いかける勇気はまったくなかった。
数日後、私は彼の死の報告を彼の友達からうけた。
辛くて
つらすぎて
泣くこともできなかった。
『実はあいつ、入院しててさ。』
彼の友達が語り始める。
入院?そんなの聞いたことない
『重大な病気でさ、』
彼は命にかかわる危険な病気をもっていたらしい。
『それであいつ、毎日日記を書いていたらしくてさ、』
小さいメモ帳みたいなものを手渡せれる。
『ゴミ捨てに捨ててあった』
私はページをめくり始めた