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最年長だから?(完結)

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最年長だから?(完結)

32 - 第32話 お幸せに(最終回)

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2022年11月10日

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ーーー桃の部屋ーーー

赤「話って?」

橙「桃と赤の関係についてや」

赤「………………」

桃「俺ね、橙と仲直りできた…勘違いだって分かった」

赤「だから?」

桃「ビクッ……」

橙「だから俺が告ったんよ、付き合ってくださいって、そしたら桃もだって言ってくれた」

赤「なんで……なんで橙くんなの……納得いかない……納得いかないから別れない」

桃「赤……」

赤「ねぇ!なんで!?桃ちゃんの事、あんなに苦しめたんだよ!?悲しい思いさせて!!」

桃「ビクッ……」

赤「俺の方がずっと好きだった!!すと〇りが結成する前から好きなのにっ!なんで橙くんなの!?俺の何がいけないの!?直すからっ!俺の事をすきになってよ!桃ちゃんっっ!!」

桃「赤……赤のこと好きだよ……でも恋愛じゃないんだ。赤と付き合ってて安心できた…すごく頼り甲斐あって精神的にも落ち着けてたと思う。」

赤「なんで……橙なの?」

桃「橙の事忘れようとして、赤の事、好きになろうとした、でも忘れられなくて……橙といたい、また橙と笑い合いたいって思ってる自分もいた……」

赤「…………やっぱり……俺には無理だったんだ……」

桃「赤……」

赤「悔しいよ……今の桃ちゃんには俺しかいないって思ってたのに……桃くんは橙くんの方がいいんだよね……」

桃「……うん」

赤「橙くん、次泣かしたり、悲しい顔させたら許さないかんな……その時は桃くんの事貰うからね」

橙「絶対泣かせたりしない」

赤「……桃くん、橙くんがもし、泣かせたり、酷いことしたら俺のところに来てね?」

桃「うん、また頼りにする」

赤「…絶対に幸せにしろよっ!!俺の分と……青ちゃんの分までっ……グスッ」

橙「おうっ、絶対に約束する」

桃「…………青?」

赤「青ちゃんも、桃くんの事好きだったんだよ」

桃「……それ……俺聞いていいの?」

赤「いいんじゃないかな……ね?隠れてる2人」



ガタッ



桃「え?」

黄「バレちゃいましたか」

青「なんで言っちゃうの!!」

橙「何盗み聞きしてんねん」

黄「橙くんと桃くんが一緒に帰ってきて、真剣な顔で話してて、部屋に3人で行くところ見たら誰でも盗み聞きするでしょ」

橙「開き直るなし」

赤「青ちゃん、言いたいこと言いなよ」

青「っー……/////」

黄「そうですよ!」

青「桃くん!!!」

桃「は、はい」

青「桃くんの事好きです!僕、桃くんの笑顔好きで、一緒に笑ってゲームしてる時とかすごく好きで……相棒が桃くんと一緒ですごく嬉しかったし、相棒ってだけで特別感があって、桃くんとずっとこうしていたいなって思った。でもね、僕、桃くんは幸せになって欲しい…だから……グスッ」

桃「青……」

青「橙くん、桃くんの事、幸せにしなかったら怒るからね。」

橙「幸せにするで」

青「グスッ……桃くん、聞いてくれてありがとう……これからもずっと好きだよ」

桃「青……ありがとう!」ギュッ

青「グスッグスッ……ふぇ……」ギュッ

赤「桃ちゃん、俺も」

桃「んっ」ギュッ

赤「へへっ……」ギュッ

黄「橙くん、また桃くんを傷つけたら3人で刺しに行きますから覚悟しといてくださいね?」

橙「怖っ!でも絶対刺せないから期待しててな」

赤「チッ……」

橙「おい!舌打ちしたろいま!」

赤「してないし」

橙「……桃」

桃「……なに?」

橙「改めて、俺と付き合ってください。絶対に幸せにします。」

桃「……はい」

橙「桃ちゃん」ギュッ

桃「ふへへっ……/////」ギュッ

赤「はーい、付き合ったからって桃ちゃんを独り占めできると思うなよ」ギュッ

青「 ぼ、僕もする!」ギュッ

黄「僕もやります!」ギュッ

橙「なんでやねん!独り占めしていいやろ!いい雰囲気やったんやから!!」

桃「あははっ、温かい……」

橙「桃ちゃんは俺のや」

赤「違いますぅーみんなの桃ちゃんですぅ」

青「いい気になるな!」

赤「青ちゃん、ずっと邪魔してやろうね!」

青「うん!桃くん渡さないから!」

橙「なんでやぁぁぁ!!」

黄「桃くん大変ですね」

桃「クスクス……そうだな」

幸せな大変になりそうだな!

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