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梅雨が始まりそうな空を見ながら
2番ホームへ向かう
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今日の朝も
同じ時間、同じ電車、 同じ号車、同じ位置へ行く
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🎙まもなく、3番線に普通××行が到着いたします。
白線の内側でお待ちください。
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電車の止まる音で顔をあげると、
昨日と同じ本を読んでる君がいる
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莉羽
✎ おはようございます。
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瑠夏
✎ おはようございます。
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初めて莉羽さんから話しかけて貰った
いい事があったのかと思い聞いてみる
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瑠夏
✎ いい事でもあったんですか?
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莉羽
✎ 今日はいい事しか無いですね
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莉羽さんがこんなに機嫌が良い時は
そうそうないと思い、誘ってみる
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瑠夏
✎ ここら辺でやる花火大会知ってますか?
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莉羽
✎ 知ってますよ
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瑠夏
✎ 良ければ今年一緒に行きませんか
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予定がもう入ってたら仕方がないと思いながら
覚悟を決めて花火大会に誘ってみる
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莉羽
✎ いいですよ
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✎ って言いたい所だったんですけど
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✎ 気付いていますか?
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𓈒𓏸 ドクンッ
その1回の音から心臓が痛いくらいに動く
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耳にまで響く、耳を抑えしゃがみ込む
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これ以上何も見たくない、聞きたくない
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落ち着いた事を確認し
立ち上がり前を見ると君はいなかった
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お前が殺したくせに。
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次に耳に届いた情報は「 悲鳴 」だった。
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コメント
3件
ここまで見て下さりありがとうございます🙏🏻 ̖́- ノベルに手をつけたのは初めてなので、短いですが読んでくださった方ありがとうございます🙌🏻 ❤︎ ⸝⸝ 物語のネタバレは見たい人のみ、この返信欄を開けてください👍🏻 ̖́-