・君のことが好きでした。
優(🚺)(目線)
桜(🚺)(出てこないかも)
⚠︎少し、死ネタかも…?
高一の新学期。
私は君に恋をした。
その子は、隣の席で。
君の横顔は、とても整っていて、
光に照らされているとまるで宝石のようで
むやみに触ってしまうと壊れてしまいそうだった。
私はそんな君の横顔。いや、君の全てが好きだった。
こんな私に笑いかけてくれるところ。
一緒に話してくれるところ。
全てが優しくて、それが嬉しくて、
私は好きだった。
でも、高一の冬。
君は、私の隣から消えてしまった。
交通事故。
だったらしい。
君は死んでいい人じゃなかった。
そして、君は、私に、手紙を残して
消えてしまった。
その手紙を開けてみたらそこには…
好き。
という、二言だけが書いてあった。
私はそれを見た時、
泣いていた。
なんで、なんで、早く。
伝えてくれなかったの…。
私も君が好きだったのに…。
そうだった。
君も…私が好きだったのだ。
あの笑いかけてくれる笑顔は、
愛おしいものを見つめているような気が
していた。
早く。また。きみに
会いたい…。
…いまから会いに行くから。
そう思った私は。
もう、窓に手をかけていた。
そうして、
あの愛おしい君を思い浮かべながら。
私は外に飛び出した。
地面に着くまでは、思ったよりすごくゆっくりだった。
でも、これで君に会えるなら。
会いたいな。
『私も君が好きだよ。』
周りに鈍い音響いた。
END【君とまた。】
短くてすみません。
思い浮かんだものを書いてみました。
セリフはなく、優ちゃん目線だけでした。
また2人は会えるといいですね。
ではまた次のお話で👋
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