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_夏の静寂に包まれて_
⚠️
タヒネタ克服のために書きます
タヒネタあり〇
Rなし✕
学生&幽霊パロ
ご本人様とは一切関係ありません
二次創作と思ってお読みください
Iris 青桃 BL
年齢操作あり
大分の季節外れ
途中から意味不明
青 []
桃 『』
モブ〔〕
ミーンミンミンミン…
ミンミンミンミーン…
蝉の鳴き声が静かな教室に響く。
そんな鳴き声に集中力を切らしてしまった俺は授業中だと言うのにノートを取らず、 ぼーっと窓の外を見つめていた。
雲ひとつ無い快晴に何故だか嫌気がさし、誰もいないひとつの花瓶が置いてある隣の席を見つめた。
…前まではこんなに静かやったっけ…?
✘年前…
ダダダダダッ
『✘✘〜っ!!!!』
[どわっ、!? ちょ、 ほんまに心臓に悪いわ…]
『へへーんw』
[てか、そんなに俺のとこホイホイきて〜…w]
[俺のこと��なん?w]
『いやいや〜…、それは✘✘のほうでしょ〜ww』
『俺がいないと寂しいくせに〜w』
『毎晩、夜遅くに電話かけてきたのどーっちだw』
[なんの話やねん、それw]
[俺を騙そうとしても無駄やぞー!]
『…、あははっw バレちゃったかーw… 』
[もー、ほんまに✘✘✘は〜…、w]
『えっへへ〜…w』
[…でも、そーいうとこも �� なんやけどな〜っ!!]
『っ…、もー!!、 人前でそういうのやめてよね〜!!//』
[にひひ…w…]
…俺がおる、?
… 誰と話しとるんや…?
所々ノイズみたいなんがかかって聞きにくい…んだけ…ど……、
〔っね…みや〜、…?〕
〔お、…きろ〜…、ねこ…、…〜やー 〕
〔おーい…、猫宮〜、〕
[…ん、ぁ…?]
〔お前、授業中に寝んなよー?〕
[ぁあ、…はい、さーせん…]
〔はい。じゃあ、次ここの〜…〕
[……、]
どうやら俺は授業中だというのに、うたた寝をしていたらしい。
今の夢は何だったのだろうか、?
時計を見るとまだ数十分程度しかたっていないことに多少の違和感を抱きつつも、俺はまたノートを取り直した_
キーンコーンカーンコーン…
キーンコーンカーンコーーン…
〔起立、礼! ありがとうございましたー〕
〔ありがとうございましたー、〕
[……、 ]
4時間目のチャイムがなり、教室や廊下はたちまち騒がしくなった。
その騒がしさは何故だか少しばかり安心する。
…理由は俺もよく分からない。
キシッ、キシッ…
古びた階段をのぼって俺はその最上階にある立ち入り禁止と書かれている扉をあけた。
ギイーッ…
[…っ…、]
その扉を開けたと同時に物凄い熱が伝わってきた。
夏の猛暑に苛立ちながらも俺は、花が添えられているフェンスに腰をかけて、コンビニで買ったパンを食べる。
これが俺の日常。
何も無い真っ白な空間を、ただひたすらに歩き続けているだけ。
[…早くこんな人生終わってくんねぇかな。 ]
そんなことを俺は今にも消え去りそうな声で言った。
『…ばーか』
[………え、?]
あんなに暑苦しかった昼間を一瞬で夜にしたかのように、”そいつ”は現れた。
『そんなこと平気で言っちゃうんだね。』
『……”まろ”は。』
[はぇ…、ん、? お前どっから…、?! ]
『…そんなことどーでもいいよ。』
フワッ…
[はっ…、!?]
[え、ちょまお前、浮いて、!?]
『…ねぇ、まろ。』
[まろ、? 俺は猫宮やけど…?]
『…うん、知ってるよ。』
『だって、俺、お前の彼女だもん。』
[……、は?]
『ごめんね、おいてったりしてさ。』
[いや、おいてくもなにも…、]
[俺、お前のこと知らんし…。]
『……、俺の名前もわかんない?』
[……、? おん…。]
『……そっか、やっぱり後遺症があるんだね。』
[…さっきから何言っとんの…、?]
[てか、 俺、もう教室戻りたいねんけど…。 ]
『俺、ないこ』
『お前の彼女だよ。』
[な、ないこ…、?]
『そう。』
[な、いこ…]
[ないこッ…、]ポロッ
ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ、ないこ。
この言葉を頭の中に張り巡らしても、出てくるのはただ涙だけ。
どうしてなんだろう。
絶対に忘れてはならない人なのに。
[なっ…”いこ、]ポロポロッ
『……、しょうがないよね。』
『辛かったもんね、まろ1人に背負わすのは苦しかったね。』
夏とは思えないほどの冷や汗が出てくる。
忘れたいのに、忘れたくないッ…。
ただ、苦しくて辛くて涙が止まらなくなる。
ただ見つめる何者かも分からない君に心が苦しくなるのは、何故なのだろう。
今はただ、ひたすらに君によがってたくて。
周りの騒音も、時間も、苦しさも辛さも、全てのものが君に吸い込まれるように動いていた。
『……、まろ。』
『俺といっしょにしんでくれませんか?』
[っ…、]
『今度こそは忘れさせもしない。 絶対に離さないから。』
[っ…、嫌って言うわけないやんっ…]
[…馬鹿ないこっ…、]
『…ありがと。』
『こんな俺を…好きでいてくれて_』
[ふはっ…なんやねん、急に…w]
『最後くらい、カッコつけさしてよ…w』
[お前は一生、彼女側やっ…w]
『…まぁ、まろといっしょならどっちでもいいかなっ…w』
[…俺もっ、w]
『…じゃあ、まろ……』
『…おやすみ』
[…おやすみっ、]
最後は真夏とは思えないほど静かで、涼しくて…、気持ちよくて、この時だけは俺を好きでいれたような気がした_
〔続いてのニュースです。〕
〔〇県○○市の××高校で、この学校の男子生徒の遺体が発見されました。 〕
〔1年前にもこのような自殺事件があり、警察は何らかの関係があると見ていて_〕
終
考察💬とか待ってます。
主は途中から意味わかんなくなりました💦