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side :自分
目が覚めると、あの男が
自分の頭を撫でながら此方を見つめていた
「おや、起きましたか?」
男は自分が起きたことを確認すると、
額にキスを一つ落とす。
すると、ガラガラと扉の開く音がする。
「とやさん、抜け駆けッスかぁ~?
皆に殺されちまいますよ~?」
「ッチ、邪魔が入った」
「ピィーッス!!伏見ガクっス!
サクッとガクって呼んでくれよな!」
「伏見さん、で良いんですよ」
「変なこと吹き込むなよ!!」
『……がっ、くん。』
「~~~~ッ!!!
なんか違うけど可愛いッスね~!!」
「……そういえば、貴女の年齢は?」
『……14』
「「はぁッ?!!?!」」
『ッ………』ビクッ
伏見「あ、ごめんなぁ…」
剣持「すいません…
ていうか、あのクソババア
こんなに幼い子を売り捌いてたんですか」
伏見「でも、発育は良いよなぁ…」
剣持「何処見てやがる、このエ○狐が」
伏見「何も言ってないッスけどぉ~??
とやさん、何考えてるんスかねぇ~?」
剣持「ッ~~~~~!!!」
伏見「うわぁッ!!!
図星付かれたからって振り回すなよ!」
剣持「うるさいッ!!!」
伏見「も~~!!!」
ガラガラガラッ
「ちょっと!!もちさん!!
リンが怪我したらどーすんすか!!」
剣持「…うるさいぞ、甲斐田」
「ほんとだよ、晴くん」
伏見「まあまあ、リンも困惑してますし
自己紹介がてらどうッスか?」
剣持「…お前だけ良い顔してんなよ」
伏見「とやさん、うるさい!!」
「僕の名前は甲斐田 晴、真似してごらん」
「か い だ は る」
『か ぃ だ は る』
「うーん…惜しい!けど上手に言えたね」
『………ん!』
剣持「…がっくん、カメラ」
伏見「もう回してるッス」
「次は僕だね。
僕の名前は弦月 藤士郎、よろしくね」
『げ ん づ き』
「そうそう!上手だね~!」
『げ、んづ、き…』
甲斐田「とうしろーでも良いんだよ」
『とうし、ろー、!』
弦月「ありがとう、晴くん」
甲斐田「どういたしまして」