長編ノベル!!!!
類司
死ネタ
中学 類 中学 司
地雷さん逃げろ
「 文字数 が 限られたセカイ 。 」
類Side
『 文字数が 限られた 』
2023年 3月 6日 。
朝起きたら 頭の上に 100万 、 と 数字が出ていた
後から 知ったが 1年で 喋れる 文字数らしい
『 こんなに 僕 喋らないのにな 、 』
ぼそり と 呟く
数字が 1000000 と あった 数字が
999986 と なった 。
『 学校の 準備を しよう 。 』
いつもは 言わない 一言も
僕は 口に 出して 言う 。
学校 に 行っている 最中 は 特に何もなかった
10万 、 5000 、 様々な 人が居た
僕 は 平均より 高い … らしい
僕 の 数字を見て 睨む人は 沢山いた 。
僕 は 教室には 行かず 、 屋上 へと 向かった
100万 という 数字 が ある僕が
教室に 言ったら 睨まれる 、 だけじゃないのかも
知れない 。
屋上 には 瑞希 が 居て 、
孤独同士 、 話し合った
瑞希 から 教えて貰って
数字 が 0 になったら 死ぬ事を 知った 。
『 それは … 興味深い ね 。 』
話しすぎた から だろう
元は 100万 だった 数字が
98万 に なっていた 。
空は オレンジ 色の 夕焼けで
僕 は 帰った 。
帰っている 途中 に 僕は 目を疑った 。
前には 金髪の 少年
歳 は 同じくらい だろう
その 少年の 頭の上には
「 5 」 という 数字
じっと 見詰めていたから その少年は
僕に 近付いてきた
じ っ と僕を見つめる 彼
近くで 見ると 目は大きくて 、 肌は綺麗
顔立ちが 良く 可愛らしい 顔をしていた
僕も また その少年 を 見詰めた
そしたら その少年が 口を開け 、
「 助けて ! 」 と 言った 。
頭の 数字は 1 になる
僕 は 何も思わず その子を 家に 連れて帰った
今思うと 完全に ヤバい奴だな 僕 …
彼は 紙に こう書いた 。
「 オレ の名前は 天馬司 。 」
僕は 、 その文字を見て
『 司裙 、 何故 僕に 助けを ? 』
そういうと 彼 … 司裙 は 微笑み
「 何故だろうな 、 」 と 書いた
後 から 知った 。
君は 親に 監禁され 、 暴力を 受けていた事を
司Side
オレ は 暗い部屋に 1人 、
親に 監禁されている
前に 咲希という 妹が居たが
オレを 置いて 先に 死んだ
そして ある日 、 文字数が 限られた
「 5 」 と 出た オレは
家から 追い出され 、 1人
寂しく 歩いていた 。
100万 、 という 数字が 頭の上にある
紫髪の 少年 と出会った 。
遠くから 見ていても分かる 。
綺麗な顔立ち だ 、
彼は オレを ずっと 見つめていた
オレを 見る人は 全員
心配そうな顔で 見詰めてくる
だが 彼は違った 。 興味深そうに 見詰めて いた
オレ は その少年 に 近付いた
近くで見ると より 顔の綺麗さが 分かり
胸 の 奥が とくん 、 となる
何も知らない オレでも 分かった
「 これが 恋 、 なんだな 」
胸の中で 呟く 。
オレは 何を思ったのだろう
何も知らない 彼に向かって
「 助けて ! 」 と 言った
彼から オレを 、 救ってくれる気がした
彼は 目を 見開いた
だけど すぐに察して オレを 連れて帰った
10 分 、 20分 経っても 何も話さない 彼
オレ は 無言が嫌いだ 。
親が 無言になると 怒っている 気がして 、
だから オレ は 紙に
名前を書いた 。
そしたら 彼も 「 神代類 」 と 名乗った
それに続いて 類は
「 司裙 、 何故 僕に 助けを ? 」 と
聞いていた
オレは 恋をしている 気持ちを隠し
「 何故だろうな 、 」 と 紙に 書く
素直に 「 好きだから 」 と 言っておけば
良かったな 、 と 後悔した
類Side
僕 と 司裙 は 1年 間 暮らした
暮らし始めて 1ヶ月 、 僕は 君に
恋 を している事に 気付いた 。
いや 、 ずっと前から 好きだった
君と 出会って 、 一目惚れをした 。
だけど 司裙 は こんな 気持ちに 答えてくれない
と思い 、
そっと 心の奥へ この気持ちをしまった 。
そして 今日は 文字数 が 変わる日
司裙 の 声を もっと聞きたい 。
僕の 数字よりも 司裙 の 数字が
高くなる 、 100万 くらいになると 信じて
祈り続ける 。
だが 、 僕の そんな想い も 虚しく
司裙 の 数字は 「 4 」 。
前より 少なかった 、
僕は 彼が 悲しんでると思い
「 また来年 も あるよ 、 」 と 言った
そしたら 司裙 は 僕の方を 向いて
真剣な顔で こう言った 、
「 愛して __ 」
そのまま 彼は 床に倒れた
司裙の 頭の上には 「 0 」 という 数字
僕 は 溢れてくる 涙を 拭い 。
「 愛していないのか 、 愛しているのか わからないじゃないか … っ 」 と 言った 、
そして 静かに 眠る 君の耳元で
「 僕は 愛しているさ 。 」 と 、
2024 年 3 月 6 日
僕 の 愛する人は 死んだ 。
コメント
2件
いや、あの、うん、好き愛してる ブクマ確定だろこんなん!!!!!! シンプルに泣いた
どうだどうだー!