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⚠️注意
・BL(男性同士の恋愛)作品です
・教師×生徒(生徒は18歳)
・AI(ChatGPT)と共同制作のフィクションです
第1話:気づきたくなかった気持ち
湊が職員室でノートをまとめていると、
廊下の向こうからバタバタと足音が聞こえた。
「せんせー!!」
扉が勢いよく開いて、
金髪のヤンキー生徒・藤咲 蓮が顔を出す。
湊「また居残りか?」
湊は苦笑しながら言う。
蓮はニッと笑って、
なんでもない顔で教卓に寄りかかった。
蓮「別に怒られに来たわけじゃねえよ。
せんせーの顔見に来ただけ♡」
湊「……藤咲、そういう軽口はやめなさい。」
言いながらも、
湊の胸は少しだけざわついた。
蓮は誰に対してもフランクだけど——
湊に向ける笑顔は、どこか違う気がする。
蓮「ねぇせんせー。今日、飯食った?
また仕事で飛ばしたろ。」
自然な手つきでコンビニのパンを差し出してくる。
その気遣いが、湊には一番困る。
(優しくされたら……
勘違いしそうになるじゃないか。)
湊は視線を逸らし、
蓮の手からパンを受け取った。
湊「……ありがとう。」
その一言に、
蓮はなぜか嬉しそうに目を細めた。
蓮「せんせーが“ありがとう”言うと、なんか特だな♡」
湊「からかうな / /」
蓮「からかってねぇよw」
湊は気づいてしまう。
蓮が近づくたびに、
自分の心が乱れることに。
でも教師として、
踏み込んではいけない一線がある。
そうわかっているのに——
蓮の笑顔を見ると、
その線がだんだん曖昧になっていく。
(……だめだ。
これは自分が勝手に意識してるだけだ。)
そう思おうとしたとき、
蓮が急に真剣な表情になった。
蓮「せんせー。
俺……せんせーのこと、もっと知りてぇ。」
湊の心臓が大きく跳ねた。
冗談じゃない声。
軽くもない。
真っ直ぐな目で言われて、
言葉が出なくなる。
湊「……藤咲。
その意味、わかって言ってるのか?」
蓮は笑って、首を傾げた。
蓮「わかってるよ。
俺、好きな人には真っ直ぐ行くタイプだし♡」
湊「っ……!/ /」
蓮はそれ以上言わず、
いつも通りの笑顔で職員室を出ていった。
扉が閉まったあと、
湊は胸を押さえて深く息を吐く。
(……本当に……困らせてくれる。)
気づきたくなかった気持ちが、
確かに膨らんでいた。
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