『 来世では幸せになろう 』
そう 呟いた 貴方 。
ふと 貴方を見ると 瞳には 涙が
溜まっていた ___
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普段通り 、 私 「星乃一歌」は
授業を受けていた 。
( 今日は何時から練習にしようかな 。
咲希たちの都合も聞かなきゃ )
「 っ … ?! 」
何かの拍子に 一歌の椅子が 後ろに
倒れてしまった 。
「いたたたた … って
あれ … ? 痛くない … ?」
一歌は そう呟くと 、
息を飲んだ 。
__そう 、 見たこともない 国の
風景だったからだ 。
「 … ここは … ?!
荒地 … みたいだ … 」
そう 一人で喋っていると
「 … 一歌 。 何一人で喋ってるの 。 」
静かにそう言う ”朝比奈まふゆ” がいた 。
「 …あ 、 朝比奈 先輩 ?!
一歌 って … 。 」
「 朝比奈 ? 誰それ 。 」
「 … ぇ … 」
(おかしい …
私を一歌なんて呼んだことない …
それに 朝比奈先輩が
何で 騎士の格好を … ?)
「 ぼーっとしてないで 行くよ 。
隊長が待ってるから 」
「 … は 、 はい 」
訳も分からず着いていく一歌 。
「隊長 。 お疲れ様です 」
まふゆがそう挨拶したのは ___
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