りゅう:「俺昔から好きな人いるんだよね。その人とLINE交換したいんだけど、どうしたらLINE交換できるかな?俺に教えをくれ!」
突然の話だった。たまたま、りゅうが隣の席のりくと(仮名)に話しているのが耳に入ってしまった。こんな面白そうな話題、私達が逃すはずもなく、その話を聞いた人達は次々にこの話題に乗り込んで行った。
りくと:「普通にグループLINEから追加して、よろしくみたいな感じでよくね?」
りゅう:「急にLINE追加したら相手にキモって思われそう。なんかいいアイディアないんか?」
みんな:『うーん…』
その後も私含め中々いい案が出なくて、そろそろこの話題も終わろうとしていた時、クラスのリーダー的な存在のとも(仮名)が皆にある事を聞いた。
とも:「そもそも付き合ってる奴いんの?ここに。」
そう…ここは工業高校、クラスに女子はいるか居ないかのレベル。一応8組だけ、学科的に女子が沢山いるクラスがあるが、それでも男女比9:1とほぼ男子校と言ってもいいくらいの恋愛するにはとてもハードモードな学校であった。
皆:「シーン…」
私:「まあある訳ないわな笑」
とも:「俺は付き合ってたぜ!浮気されて別れたけどな。」
りゅう:「かなりハードモードだな笑」
りくと:「俺も付き合ったことあるよ!小学校の頃だけど…」
私:「みんな結構ハードモードだな笑」
とも:「そういうお前はどうなの?付き合ったことあるの?」
私:「うーん…あれはどうなんだろうな笑…」
そう言って私は自分の初恋のことを思い出していた。
続く
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この作品を読んでくれた方に誠に感謝しております!m(_ _)m 頑張ってこの作品を書いていくので今後ともこの作品を応援してくれると嬉しいです! 改めましてこの作品を読んでくれた全ての方へ心よりの感謝を!