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「はぁッ、ぁ、ぅぐ、ッヒュッ」

私は気づけば携帯に手を伸ばしていた。

無意識に、考えていたから。

捨てられる。

なら出ないと弁解が出来ない

出ないと。

出ないと捨てられる。


ポチ


しまったと思った。

だってまだ過呼吸が治まっていないから。

「は、ッあ”、ヒュッ、、」

必死に聞かれない様に声をかみ殺す。

「ヒュッ、はッう”ぁ、カヒュッ」

「国ッ、木田くんッ、はッぁ、」

何とか言葉をと少しづつ治める。

『太宰、、その』

国木田君から発せられるのは

罵倒?

『すまなかった、、』

謝罪だった。

「なん、ッぁで、?はッ、ぁ、」

『太宰の意見も気持ちも聞けずこうしてしまったからだ、、』

国木田君にはこうして悩ませてしまっただろうか。

そう思うと罪悪感があった。

『もしかして笑失症では無いか?』

「ヒュッ、あ、え、?」

『調べたら出てきたから、、もしかするとと思ってな。』

「そう、ッなの」

国木田君も調べてくれてたのか。

嬉しい、

嬉しい、?

嬉しいのかな?

こうして私を追い詰めた形にしたのはそっちなのに

こうして謝罪をしてお前は症状があるとか。

なんでそんなに言い切れちゃうのだろう?

「はぁッ、んね、え」

『どうした?』

気づけば口は動いていた

「どうして知った様にいいきれてしまうの?」

『、、?』

「まるで私の事知ったみたいに。調べて急に謝ってお前は症状があるだとか。」

私の口は抑えきれず笑っている。

「なんかおかしいよ」

『ッな』

「なんでか?其れはそっちで考えれば?ははは!私はこんなにも長い間仕事もできなかっというのに、呑気なものだよね笑」

私は何を口走って、?

『おいだざ、ッ』

「何?まだ言う事あるの?笑」

「何を言おうが私暫くそっち行かないから笑

せいぜい考えてね」

プチ

携帯を机に投げ捨て脱力したように上を見た。

「ッ私は、そんなこと、おもって、ない、のに」

いつまでそうしていただろうか。

出ない涙を堪えて再び布団に戻る。

手入れの行き届いた綺麗な生地が優しい。

心地よくて、、暖かくて、、

外の世界が冷たい。



ある日。

入水の為にナンパしていた女性に言われた。

___太宰さんって、真剣な時でも笑っている感じがして、暖かい。

『真剣な時でも笑っている』

『笑っている』

『私が笑う』

『私は』

『笑いたくない』

、、もう嫌だ。




皆が笑っている。

唯目が細められて口角が上がっているだけなのに。

怖い。

怖い。

怖い。

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