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ギルドパロその2
お試しギルドパロ続編です。出すの忘れてました
※説明もなしに急な設定が出てきます。
※めちゃくちゃ長いです。(約6000字)
描写が生ぬるくなっちゃいました( ;∀;)過激さがあまりないです
あらすじ
なんやかんやゴブリン退治のクエストを受けていた冒険者パーティーワイテルズは
その最中で行方不明となっていたかつて歴戦王と呼ばれた男を偶然にも発見する。
kn side
うめき声の元に向かえば知らないけど知ってる顔が垣間見えた。
土や汚物で汚れてしまっているがなかなか見ない緑色の瞳をもった青年。
na「…歴戦王」
う゛ぅ
kr「…」
na「な、なんでこんなとこに…」
そう言葉を零すnakamu。俺も激しく同意だ。
まさかこんな浅い洞穴で見つかるとは思わななかった…
それに彼の体にびっしりと付けられた大量の傷跡がさらに状況を深刻にさせているように思える。
Sランク冒険者がこんな無残な姿になるなんて普通あり得ないことだ。なにかあったに違いない
ゴブリンあるいは別の強いモンスターがいるかもしれないし早く出た方いいな。
kn「とりあえずここから出ないとまずいんじゃ…」
na「!そうだ」
kr「俺この人抱えるわ」
「よいしょっと」なるべく彼についた傷を刺激しないように優しく持ち上げるようにするきりやん。
俺らは辺りを警戒しながら来た道を戻る。
その最中、複数人の話し声が微かに聞こえてきた。
声質的に男かな
kn「!nakamu待って」
na「えっ?」
kn「…話し声が聞こえる」
kr「ま?」
「~~~!」
「~~だ…な~」「くはははっw」
na「まじだ…」
kr「え?なんでこんなとこに」
狭い洞穴の中で野太い声が反響する、broooockでもスマイルでもない声に混乱する2人。
避けようにも通路や空洞は狭く鉢合わせは絶対だろう。
十中八九碌な奴らではないだろうが話しかけてみるか…
kn「…俺行ってくるか」
na「っ!?…大丈夫なの?」
kn「まぁモンスターよりは話通じそうじゃね?」
na「どっちもどっちだなぁ…でも仕方ない、俺も行くか」
kn「いや、大丈夫。きりやんとその人お願い」
na「…無茶すんなよ」
kr「気を付けてね…何かあったらこっちにこいよ」
kn「もち」
kn「あの~すいません」
「うわっ!?びっくりした…なんだよガキ」
「お~いちびっ子がなんでいんだよぉ」
男の集団に声をかけると初対面でガキ呼ばわりされ睨みつかれる。なんでだよ
やはりまともな奴らではなかったようだ。
一癖も二癖もありそうな5人ぐらいのガラ悪いゴツイ男、これは…参ったなぁ
伸るか反るか経緯でも話すか
kn「いや~俺ギルド所属の者でして、クエスト場所ここだったんですよ」
kn「今さっきモンスター討伐したんで帰るとこなんすよ」
「…ほう」
kn「あっちなみに奥行っても何にもないっすよ。俺素材とか取っちゃったんで」
「ふぅん」
半分事実で男たちに経緯を話すと訝しげに顔を竦めるものがいたり興味深そうに俺を見るやつがいた。
…どちらにしても穏便に終わることはなさそうな空気感であった。
「じゃあさぁガキんちょ。」
kn「…はい?」
「そこの奥にいた歴戦王を知ってるってことだよな?」
kn「えっ…」
こいつら…知ってるのかよ
「返事がないなら知ってるってことだな!」
「それなら黙って返すわけにはいかないな!!」
kn「はっ?知らな」
「お前も可愛がってやるよぉ!!」
kn「っ!?」
男の一人が拳を振りかざしてきた。
間一髪で避け混乱する頭を抱えながら仲間の元へ走る
kr side
断片的に聞こえる会話で大体を察した
まあ平和的解決は難しいというわけだ…隣のnakamuも渋い顔をしている。
狭い道からある程度広い空間に走り、抱えていた歴戦王…シャークんさんを隅に下ろし剣を構え臨戦態勢をとる
na「迎え撃つか」
kr「頼んだ」
ギチギチと音を立ててnakamuは氷を生成し、球体を作りあげた
kr「…来るぞ!」
na「きんとき!!避けろ!!」
kn「っ!」
追いかけられてたきんときはすぐさま横にスライディングをし、
敵にアイスボールが直撃した
…はずが
じゅわぁ
na「え!?は?」
男の体に当たるまでにボールは溶け勢いを失った
kr「う、うそじゃん…」
こいつら…魔法を無力化できるのか?
普通はできないことだぞ?
「…ハハッwいいねその顔よぉ」
kr「くそっ!!」
ガキィン
剣と剣がぶつかり合い軋んだ金属音が響く
だが予想だにしない出来事を目の当たりにし手が震え、俺の剣は弾かれ宙に舞った
カラン
kr「っ…」
「なんだぁ味気ねぇ」「俺たちの怖さ思い知ったか?」
kn「なんだよそれ…ズルじゃん」
「はっwそうだよ」「なんだってこのアイテムの力だからなw」
チラチラと男は首元にかけられた綺麗な翡翠のネックレスを見せながら答える
こんな上品の欠片もないおっさんらの手に持っていいものじゃないアイテムなのは明白だ
でもなんでそんな…
na「は?なんでそんなのもってんだよ」
「オッ知りてぇか?それはな」
そう言うと男たちはシャークんさんの方へと進み彼の髪を掴む
shk「う゛っ」
kr「っ!…」
「こいつのだからだよ」
「親の形見だか知んねえけど」「返してくれって言ってたあの顔たまんなかったなーw」
「今じゃ俺らの肉便器だしなw」
kr「!?なんでそんな…」
あまりにもひどすぎる…
大切にしている形見を返してもらうためにこいつらの慰み者にされてたってことかよ
「しかしまぁ…何日かほったらかしにしたらここ、ゴブリンの巣窟になってたなんてな」
「正直生きてるとは思わなかったよw」
na「…言いたい放題喋りやがって」
???「そうだな。」
グワァ
突如として空間に暗雲が立ち込め視界を塞いだ。
ぽつりと零された聞き馴染みのある滑舌
「は!?前が見えねぇ!?」
???「もう終わりにしよっか」
ダンッダンッバンッ
「う゛わ゛!!?いって!!」
「なんだなんだ!!??」
「敵か!?」
のんびりとした口調の後鈍い音が響き渡る
暗闇で見えないが男たちが攻撃を受けているようだ
まああいつらだな
kr「スマイル!broooock!」
ドゴッドンッ
「カハッ」「ゴハッ」
sm「おとなしく従ったら逃してやろう…とは言えないな」
br「ん~無実の子を虐めたんだしなにより僕らの仲間にちょっかい出したしね。半殺しにしよう」
クシャダンッドシャッ
「あ゛あ゛゛ああ゛あ!!!??」
「ひいい゛゛い!!」「やめてくれぇ!!」
未だ暗闇の中で絶えない打撃音が鳴り続ける
俺らは何とか集まってことが終わるまで待機することに
na「助かったぁ…このモヤモヤスマイルの闇魔法だよね」
kr「…あくまでもあのアイテムは付けてる本人しか効果はないのかね」
「ぐあ゛あ゛あ゛゛ああぁ」「ゆ゛るじで゛゛ぐれ゛゛!!!」
kn「にしても…あの2人怖すぎんだろ」
kr「ほんとにそう」
na「同意w」
shk side
全身の痛みと瞼の裏からでも分かる強い光で目が覚める。
目を開けるとそこには白い天井が広がっていた
あれ…?俺は
ガラガラ
???「……あっ!起きましたか?」
視界の隅でカーテンが動き黒髪で青い目をした男がこっちを覗きこんできた
その声に答え様にも声が出ない
首を動かしてその人を見ようとするが少し動いただけで激痛が押し寄せてきた
sh「い゛゛」
???「!?ちょちょっ!無理しないで!傷深いんだから」
???「…ちょっと処置しますね」
スッ
一言と同時に優しく俺の体に触れ青色の淡い光を発する
…不思議と激痛が和らいだ気がした
sh「フウ…フウ…」
???「落ち着いた?ほっ…よかった…」
???「起きたところ悪いけど、診させてくださいね」
kn side
あの討伐クエストから早2週間
俺は通常の業務をこなしつつ、洞穴に幽閉されてた緑の青年、シャークんさんの様子を診ていた。
彼の体は外側も内側もボロボロでよくここまでされて生きていたな、なんて思うぐらい酷いありさまだった
拳や刃物かなんかでつけられた打撲や創傷、
無理やりねじ込まれたのだろう血まみれの肛門と腸壁、その他諸々
俺は治療と少しだけ使える回復魔法で徐々にその傷を治している。
今日も業務の合間にまだ昏睡中だろう彼を見に行ったら、目を開けてこちらを見ていた
ちょっと動いただけで顔をしかめていたのでまだまだ痛いのだろう
だが目を覚ましてくれたんだ
kn「これは皆に言わんとな」
夜、一通りの仕事が終わったみんなはリビングで夜ご飯を食べる。
kn「彼、目覚ましたよ」
na、br「えっ!ホント!?」
kr「は、早くない??」
sm「まだ2週間だぞ?」
kn「ねw俺もビックリした」
現在のシャークんさんの状態を伝えれば嬉しそうに顔を綻ばせるnakamuとbroooock。
きりやんとスマイルは彼の回復スピードにあっけにとられているようだ。
kn「まだ先になるけど、傷が塞がってきたら面会できると思う」
na「マジ!?やったー!」
kr「ならあんまり変なこと言うなよ。特にbroooock」
br「えー!?言わんて!」
sm「間違ってもオヤジギャグは言うな」
kn「それはそう」
br「もうひどいわー( `ー´)」
kr「そういやnakamuさ、前に言ってたことホントに言う気なの?」
na「もちろん!この機会逃したくないし」
br「え?なんのこと?」
na「実はね~」
あれから数か月
まだ俺以外のメンバーとは会えてないけど
着実にシャークんさんは回復しまともな会話ができるようになった。
最初こそおどおどと敬語で話していたが
”いずれ長い付き合いになるだろうから”とnakamuは言うもんだから
今はお互いタメでしゃべりあっている
kn「そういえばさ、シャークんに言いたいことあって」
sh「?」
kn「まだ俺のパーティーメンバーと会ってないじゃん?」
sh「あぁ…対面するってこと?」
kn「そうそうw」
kn「あいつら君に会いたくてうるさいんだよw」
sh「えぇwなんでだよw」
kn「とにかく今押し寄せてくるからよろしく!」
sh「言い方w」
第一印象は堅物そうな彼だったが、いざ話を弾ませると結構馬が合う
nakamu達に会うのも嫌ではなさそうだからほっとした
kn「みなさーん」
nabrsmkr「はーい」
kn「大丈夫そうです」
sm「まじか」
br「うわーいご対面だ~」
「失礼しまーす」とぞろぞろと医務室の中に入る4人
ベットに寝ている彼を見るなり駆け寄り各々挨拶を交わしていた
kn「入るねー」
na「初めましてー!ワイテルズのnakamuです!」
br「broooockで~す」
sm「スマイルです」
kr「俺きりやんです。よろしく」
sh「ど、どうも、シャークんって言います。あの洞穴から助けてくれてありがとうございます。」
na「どういたしまして!あとコレ、君に渡そうと思って」
sh「…!」
nakamuはそういうと翡翠のネックレスをシャークんに差し出す
男たちに奪われていたあのネックレスだ
sh「持っていてくれてたんですね」
sh「ありがとうございます…」
硬い表情だったシャークんは柔和な表情になりそれを受け取る
今にも涙を浮かばせそうな彼は手元で大切そうに包み込んでいる
br「綺麗なネックレスだね~」
kr「ほんと、あんな奴らが持っていいものじゃないよ。」
sh「…あいつらって」
sm「broooockが半殺しにして役場に突き付けたぞ」
sh「えぇ…すごいけどこわぁ…」
kn「ビビられてるw」
br「なんでよwスマイルもやってたじゃんw」
kr「どっちにしろ怖いのはそう」
sh「w」
語弊しか生まないスマイルの説明で彼は引いてはいたが笑っていた。
ガヤガヤと馴染んで話すみんなを見て俺は隣にいるnakamuに微笑む。
kn「良さげやん」
na「ほっ…よかった…」
sh「ww…でもホントにありがとうございます…なんてお礼をしたら」
br「全然だよ~」
「ね、nakamuもこっちに来てなにか言いなよ~」
na「うん」
na「シャークんさん」
sh「は、はい」
na「初めましてでいきなりになっちゃうんだけど…」
「もし、よかったら、」
「俺たちのパーティーに入りませんか!」
~森林地帯~
na side
sm「くそ囲まれた」
na「何でこんなとこに盗賊がいるんだよ!」
鬱蒼とした森林の中スマイルと辛うじて整えられた道を進む。
今は貴重品を届けるおつかいクエストをしてるのだけど、不運にも20人ぐらいの盗賊軍団と出会ってしまう。
「持ってるもん全部渡せば痛くしねえからよぉ」
「とっととそれ、置いてけよ」
sm「っ…数が多いな」
???「…なら俺が相手してやるよ」
「あ?」
バタン!!!
「グヘエエッ」「…?ええええ!?兄貴!!?」
光の速さで黒い影が降り立つ。それと同時にぺしゃんこにされる盗賊の一人
恐ろしく早い撃破…俺は見逃しちゃったね
ダガッボゴッダンッ「うわあああ!?」「なんだなんだ!?」
次々と地面へ倒れこむ盗賊たち
見えない攻撃で戦場がもみくちゃになり混乱しているようだ
なお俺らは棒立ち
sm「いやw強すぎだろ」
na「流石我らのアタッカー」
バンッドガンッドッ「い゛い゛い゛ああ」
「ずらかるぞ!!」
早々に決着がつき足が使える者はそそくさと戦線を離脱した
足を負傷し取り残された者は動けず、目を見開いて黒い影に向かってこう問いかける
「なっなんなんだお前っ…」
???「俺?俺は」
「ワイテルズのシャークんだ」
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