とても嫌な予感がする…
僕はヴィランを三人で倒した後とっさにそう思った。
「梅雨ちゃん…峰田君…急ぐよ」
「えぇ」
「お、おう」
もうすぐで広場につく。
そんなとき…
ドォン
何かが打ち付けられるような音がした。
僕らはその光景に絶句し、固まった。
相澤先生が…化け物名をノウムに頭を打ち付けられていたのだ。
「相澤先生っ!?」
「おいおい!どうなってんだよ」
「ノウム、そいつはもう良い…あぁ、そうだなぁ」
ヴィラン連合のボスと思われる人物が喋り始める。
「死柄木弔」
「黒霧、遅いぞ」
どうやら死柄木弔と言うらしい
「ヒーローの卵を一人、逃がしてしまいました」
「はぁ?お前がワープじゃ無かったら粉々にしてたよ」
「すみません…」
「…ヒーローも来ることだしいったん引くか…」
(帰る…のか?)
(何か嫌な予感がするわ…)
(本当に帰るだけか?)
「その前にUAの鼻をへし折って帰ろう」ニタァァ
「梅雨ちゃっ!」
ピタッ
「クックック…流石ヒーロー。そうだよなぁ生徒は殺させないよなぁ。さて、いつまで持つかなぁ」
「辞めろよ……」
バツンッ
それなりの距離あったためオーバーホールで地面を分解し、そして修復し、地面を変える。
地面から出た棘のように鋭く尖った地が弔の腕に刺さる。
「なんだよこれ!おい!ノウム、こいつを殺せ!」
「ノウム!?」
ドォォン!!
「ガハッ」
クソっ…一撃食らった!!
僕は対抗したくて手を伸ばしながらいい個性をコピーしていないかを探す。
「崩れろぉ!!」
「ガゥァア″ア″ア″ァァァァ」
ポロ…ボロ……
ボロボロボロボロボロ…
ノウムの体が崩れていく。
「ノウム!」
「この個性は……」
「黒霧!ワープ!!」
「は、はい!」
バンッ
「ぐっ……」
弔の肩にスナイプの打った球が当たった。
その後弔はワープゲートをくぐった。
しかし…弔はその前に一言…
────「ナンバー25」
次回予告(出久)
次回、弔の言ったナンバー25とは一体何なのか…夢の中で聞こえてくる声は一体…!?ナンバー25…どこかで聞き覚えがあるような……
更に向こうへ!プルスウルトラ!!
コメント
2件