後半恋愛有り
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メアリー「ルイス嬢
来週の修学旅行の班一緒になりましょう」
『勿論…
あともう嬢呼びしなくて良いのに…』
断る理由も無いし…
メアリー「そうはいきません
スカーレット姉さんと私にとってルイス嬢は永遠にルイス嬢ですから」
うーん…恥ずかしい
殺せんせー「まったく…3年生も始まったばかりのこの時期に総決算の修学旅行とは片腹痛い
先生あまり気乗りしません」
『其の割にはノリノリ…』
銀「荷物は大きいですし,明らかに必要無い物入ってますよ」
殺せんせー「…バレましたか
正直先生君達との旅行が楽しみで仕方ないです」
烏間「知っての通り来週から京都2泊3日の修学旅行だ
君等の楽しみは極力邪魔はしたくないが“これも任務だ”」
メアリー「つまり“あっち”でも暗殺?」
メアリーさんは不満そうに云う
烏間「その通り
京都の街は学校内とは段違いに広く複雑
しかも…君達は回るコースを班ごとに決め奴はそれに付き添う予定だ
狙撃手(スナイパー)を配置するには最高の場所(ロケーション)
既に国は狙撃のプロ達を手配したそうだ
成功した場合貢献度に応じて百億の中から分配される
暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」
スカーレット「何処に行こうかしら?」
『祇園は如何かな…?
彼処なら一見さんお断りの店ばかりであまり人は来ない…ゴホッ
暗殺にピッタリでしょ?…ゲホッゴホッ』
芥川「大丈夫か?」
『…ん』
顔合わせられない…
敦「わぁ,其処良いね!」
スカーレット「祇園,行きましょうか」
決まった後辞書並みのしおりを渡された
こんなに要らない…
〜修学旅行当日〜
『A組からD組までグリーン車…』
中村「E組(うちら)だけ普通車
いつもの感じね」
モブ教師「うちの学校はそういう校則だからな
入学時に説明したろう」
モブ「学費の用途は成績優秀者に優先される」
モブ「おやおや君達からは貧乏の香りがしてくるねえ」
『成績優秀者が優先されるなら君達よりも成績が良いボク達は…ゴホッ
なんでグリーン車では無く普通車なの?』
モブ「あ?お,お前は1位の…ひぃぃ!!」
逃げられた…
新幹線に乗ったは良いものの…殺せんせーが居ない
なんでも駅中のスイーツ買ってて駅に遅れてるんだって
↓席
メアリー|銀|敦|通|空き席|空き席|ルイス
中也|雫|スカーレット|路|空き席|空き席|芥川
…気まずい…
なんで中也さんが其処に…
龍さんと同じ席なんて気まずいよ…
するとぽんぽんと龍さんは自分の隣の席を叩いた
ボクはおずおずと隣に座った
すると抱き締められ,其の侭接吻(キス)をさせられた
『ちょっ…ン…!』
ボクは龍さんの胸を叩き逃れる
芥川「好きだ。付き合ってくれ」
『待って…そんな急に云われても困る…』
せめて…整理させてよ…本当に急過ぎるよ…
『修学旅行中に…答えを決めさせて…』
芥川「…分かった」
ボク達はどぎまぎし乍ら目的地まで手を繋いで待っていた
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