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・not通報
・地雷さんさようなら
本人様に直接ご迷惑のかかる行為はおやめください。
※束縛mcのヘタレver.
⚔️「」🏢『』
・・・
「待って、もしかして僕って束縛下手なの?」
束縛が下手ってなんだ。
・・・
「休みの日は絶対僕と会うことね」
『急遽仕事が入った時はどうしましょう?』
「あ、えっとねぇ………。連絡次第!」
『会える日は毎日ペーパードライバーが迎えに行きますよ』
「あぁ、クッソ!勝てない!」
「パソコンばっか見てないで僕だけ見てよ」
『……あの、すみません………。急ぎの仕事でもう少し待っていただいても?』
「あ、ごめん……全然待つ」
『貴方、これはなんなんですか』
「大人しく僕のことだけを考えていればいいんですよ」
『これ、手首結ぶのはしっかりしてるんですけど、多分ちょっと力入れたら解ける……かも』
「ゴリラがぁ!!」
思い返せば今までの行動は束縛を意識して行われてきたのかもしれない。
いや、そう思うとだんだん可愛く見えてきたな。なんとか私を独り占めするために恥ずかしいことをたくさん言って、行動もたくさんして。気付かなかった私が憎い。
『多分もっと強引にやらないとダメかも……』
「そしたら加賀美さんの仕事の邪魔じゃん」
『いいんですぅ!移動時間に終わらすから!』
体育座りのまま、膝を抱え込んで落ち込む姿があまりに可愛らしくて。
「ん?!なに急に?!………えぇ?」
『私は貴方のことしか見えていませんよ』
「………えぇ?… 」
手首を掴んで強制的に私しか視界に入らないよう、一気に近づく。
束縛なんてどんな形であろうとお互いにそれを望んでいる以上、触れられる者などは誰もいないし、そもそも逃すわけがない。
『可愛いじゃないですか』
「…なにそれ」
『私が教えてあげましょうか?』
「ん、いや。なんか、やっとわかった。絶対に逃しちゃいけない獲物が目の前にいる感じが」
『………え?』
なんで私の番が回ってくるんだ。おかしいだろ。普通に考えて。
⚔️・・・
「ずっと頑張って色々準備してきたんですよ。脳筋ゴリラをどうやったら僕だけのものにできるかをね」
『やらっ♡♡無理ッ、イけなぃ、っ♡いっぱい気持ちいのにッ♡』
後手M字縛りで手コキする。ちゃんと緊縛は習ったし、バリエーションも豊富であるが、コイツが暴れて大変だった。
両手使って同時に亀頭を撫で回すように強く擦っているのにも関わらず、手コキでイけない加賀美さんはおそらく足ピンでシコっている。指先が伸びていて、僕だったらもう既に攣っていると思う。
加賀美さんが目隠しを付けている分、感度が少々高いがそれにプラスして媚薬を塗ってしまった。そして僕にもしっかり付いた。
「ほら、指も伸びちゃだめでしょ」
『あ゛ぁ゛っ♡♡むりぃ…♡イけなぁッ!お゛っ゛♡♡だめだめっッ♡』
「前だけでイけるようにしないと。最初のうちは手マンしてあげるから」
これか。征服感って。
体を張って教えてくれる大人の懐に付け入る。
『けんもちさっ…♡♡らいしゅきっ、んっ♡♡かがみの、ことッも、ッしゅきぃ?♡♡♡』
悪い大人に捕まったな、とつくづく思う。
(………馬鹿だなぁ。こんなに僕が加賀美さんを愛しているのに。聞かなくてもわかることだろ)
そして悪い性格したガキによく捕まったな、とも思う。
「加賀美さんのこと大好きだよ。ほら、ちゅーしないの?しようよ」
『しゅるっ♡んっ……ッ…はぅっ♡♡はぁ♡』
馬鹿野郎。僕から求めてどうすんだよ゛ォ゛!
強い刺激がなければイくことが出来なくなってしまった加賀美さんには足ピンで自分のちんぽを慰めるか、それとも諦めて僕に腰を振って淫らにイくことしか出来なくなった。
少し変わった特殊プレイがお好きなようで、一番好きなのは目隠しを付けて拘束されたまま挿入なしでぐちゃぐちゃに遊ばれ、首を絞めるのではなく口で塞がれて息の出来ないまま果てるのが好きと、赤裸々に言ってくれたのを随分と前から覚えている。
正直言って僕はそれが嫌いじゃない。自分に得られる快感は少なくとも刺激が強いため、しっかりとその後に欲を溜めていた分をくまなく発散させられるのが特徴と言っても過言ではない。
「はい、加賀美さん。ちゃんと前見て、自分のイくところ見ないとねぇ?」
『んっ♡みるってばぁ!♡けんもちさっはダメなのっ…♡♡恥ずかしぃ……♡』
目隠しを外してやる。目の前に立てた全身鏡は、加賀美さんがコンタクトをしていないことを知っているのですぐ目の前にある。
『あ゛っん♡やぁ…みないれっ……♡ひくひくしてるの、ッばれちゃう…♡』
「ちゃんと前でイけたね。えらいじゃん」
『……剣持さんは体、あちゅ………。熱くないんですか?』
聞かれるまでもないが、散々エロい体を見せつけられた思春期の男子高校生のちんぽは、正直にそそり勃って腹についていた。媚薬の効果が恐ろしい。
「最ッ悪……。我慢してたのに。そんなにエロい体見せられたら歯止め効かなくなるじゃん」
『…これ、解いてください』
まさか熱が冷めてしまったのではないかと不安になってしまったが、加賀美さんのものはしっかりと勃っていたので解いてあげることにした。
何をするのかわからず宇宙猫のまま手を引かれて移動させられたのはベッド端。僕の脚を広げてちんぽを凝視する加賀美さんがいるのはベッド下。おいおいまさかと思う予想は的中したようだ。
『舐めるだけだから…。私にさせて?』
先っぽだけだから。そう言って最後まで突っ込むおじさんのように、少し裏がありそうな言い方をする。
少し紐の跡が残ってしまい、痛そうにも見えるほどの赤い跡が加賀美さんの布を身に纏ってしまい続けた肌によく映える。
『……ここに付いていたらエロいでしょうね』
そんなことを言って太腿の内側に紅い花を咲かせる。加賀美ハヤトからエロいって聞きたくないぞ。
この前に加賀美さんから日常的に使うものをプレゼントされた。日常使い出来るものなら貰おうと喜んで受け取ったその中身はボクサーパンツ。三枚で一万二千円のバカ高いそれは加賀美さんとお揃いのものらしい。随分と前に配信で話していたのを思い出したが、形状は前が開いていないタイプ、Windowsタイプではないということ。一見蒸れそうに思うだろうけど、高級なだけあるわ。体育後の更衣室で友達に話したら笑われたぞ。ふざけるな。
そんなことで思い出したボクサーパンツだが、今加賀美さんが付けたキスマークの位置だとちょうど隠れない。これがエロい、なのか。
頭を撫でてやれば少し不服そうな顔をするのもまたいい。そんな苛立ちを欲として発散してくれればいいなと思うのも加賀美さんだからだろうか。
『いちいちデカいんですよ、貴方。顎が疲れるでしょう………』
「僕に言われたってどうしようも出来ないんだからそんなこと言うなよ」
小さそうに見えて意外にも大きい口をいっぱいに広げて僕のものを含んでいく。ただ口が大きいのではなく、若干縦に口を開いて顎を引く姿があまりにも女性的すぎて。
「エロいのはあんただよ。加賀美さん」
ギュッと喉を締める加賀美さんだが、自分の姿でも思い浮かべて照れたのだろう。可愛いじゃん。
『……ッ…はぁ…♡ん゛っ、ッはぁ……♡』
「あとは僕がしていいの?それとも加賀美さんがやる?」
『…ん゛っ、そぇ私がやるからッ……』
僕のものから口を離して銀の糸を故意的に伸ばしたままでいる。耳まで顔を赤くして強がるよりも弱々しく甘えればいいのにと思うけれど、加賀美さんらしいと愛くるしくなるのもまた事実。
おぼつかない足取りで上に座り、胸を触れと僕の手を取る。
『…っ…んしょ…♡…んっ、揉まないでっ!』
僕のちんぽに手を添えて後ろの孔にあてがうが、その手がなんとももどかしくて加賀美さんの腰を一気に降ろしたくなる。心の準備もあるだろうからと待っていれば、望んでいたそれが降りてきた。
「ちょっと挿れるの怖かったでしょ。加賀美さん、ありがとね」
『片手でいいから腰少し支えてて…?………あ、突いちゃだめですからね』
核心を突かれたような気にもなるが、加賀美さんの中に入ったそれが暴れたくてしょうがない。胸を触るだけ、腰を支えるだけと軽く添えるためだけに僕の腕二本はあるんじゃない。
「そう、上手。もっと自分が気持ちよくなるために動きな?」
表面上はこう言う。僕だって気持ちよくなりたいし自分の思い通りになるように動きたい。でも、どうしても加賀美さんを見ているとやっぱり僕で気持ちよくなってほしいし、好きな人を見守っていたい気持ちも強くなる。
決して気持ちよくないというわけではないが、ちょっと、ちょーっと刺激が足りないだけ。
『ん゛あ゛っ、はぁ♡♡う゛ぁ、ん、ふッ♡』
「声いっぱい出てきたね。気持ちいいんだ」
腰を支えろとは言われたけれど、尻を撫でながら思うこともある。一人でするときはディルド使ってんのかなとか、使ってたとしてもこんなにエロい声出して慰めてんのかなとか。
どれも恋人がいるのなら一回は考えたくなってしまうような内容をずっと聞かないで留めておくのは難しい。聞いてみよっかな、あとで。
『ごめんなさっ♡イきます♡……〜〜ッ〜!♡』
「中、脈打ってるのすぐわかっちゃうよ?気持ちかったんだ?よかったね」
脚に力が入らなくなったのか、自分の体重に身を任せて奥までしっかりと僕のそれを飲み込んだ。僕に寄りかかって上がった息を整える仕草も色っぽい。写真に撮って額に入れたら貴方は引いてしまうだろうか。
『今度は、けッもちさんの番ねっ?♡』
「いいんだよ?もうちょっと僕のこと好き勝手して」
『そのぱんぱんなの、一緒にどうにかしましょっ?』
あんまり僕を煽るなよ。うるさい僕の鼓動が体を伝って聞こえてしまうだろ。
大好きでしょうがない加賀美さんを傷つけまいと、そっと抱き寄せてベッドへ仰向けになる加賀美さんの腰の下に枕を仕込む。
ああ、心臓が煩いな。何度セックスをしようがコイツの目を見ちゃ鼓動が忙しくなる。
「してほしいことはちゃんと言って。僕ばっかりになるでしょ…………ッ…!」
『うるさいですよ、そのお口』
あ、唇奪われた。
・・・
ベッドのスプリングが軋んだ音を出して止まない。
『んっ、あッあっあんっ♡♡入り口ちゅぱちゅぱしないれっ♡』
「……ッ…くっ…そ……♡イくッ……ッ…♡」
中に突っ込まれる膨張したそれよりもずっと熱いものが注ぎ込まれる。
こんなはずじゃなかったのになぁ、と部屋中に自分から発せられる淫らな音と嬌声が充満する。もっと剣持さんのされるがままに喘いでは泣かされることを期待していたのに。
いつまで経っても自分に自制をかけ、私のために動く彼に今日はちょっと機嫌を悪くする。
『ぁ……こぼれちゃった…』
少しでも剣持の中の何かを煽ることが出来ればと無駄な一言を多くする。
少し目を細めた翡翠と強く噛みすぎて今にも血が垂れてしまいそうな唇を見逃さなかった。手を引き掴んだままキスをする。血が唇を通して私にもついてしまったが気にしない。
『ちょっと優しすぎじゃないですか?使い物にならなくなるまでやってほしかったのに』
「……………は?…」
目を合わせたまま言ってみるも、たじろぐ目がバレバレである。
自覚がなかったにしても流石に相手のことを思いやりすぎだと思う。前立腺ばかり擦ったところで実際肛門からは五センチほどしかないのだから気持ちよくはないだろうし、私ばかりに気を使って半分までしか挿れないそれで直腸の壁でも突き破ってしまえばいいと思う。
『加賀美の奥まで欲しいのに………』
「………それは、…自分の言ってること、ていうか、本当に自分の意思で発せられた言葉? 」
『奥までごりごりするのは、気持ちよくないの?』
「……気持ちいいに決まってるけど…」
ほら見たことか。いくら私でも人に醜態を晒してしまうのはいただけないことだとは思うが、自分の大切に思う人が自分で気持ちよくなるのであればいくら晒してもいいと思えるのは異常だろうか。
『剣持さんが我慢してるの、ちょっとだけ嫌です』
「満足するのレベルがマジで三回ぐらいしないと僕ダメだってわかってて抑えてるんだけど」
『一人でするとき三回以上奥いじめてる加賀美を目の前にしてでも言えることなんですか…』
いや、前で三回も自慰行為するのは手が疲れてこないか?
しっかりと男の子であることがわかったことに少し安心を覚えたが、それと同時についに言ってしまったなと流石に引いたかと不安になって感情のジェットコースターが常に動き続けている。
「…………僕のこと嫌いになってない?」
いつまでそんなことを言っているのか。
・・・
『んっ♡あ゛ぁ゛、んッ♡あん゛っ…♡だめっ声出ちゃう゛っ、んッ♡♡』
「手だめ。ちゃんと目見て?」
『そんなッ…んっ♡やめてッ…イきそぉになっちゃうからぁっ♡♡♡』
こんなはずじゃなかったのになぁ、と二度目を言ってはダメだろうか。
今までくることがなかった奥を剣持さんのちんぽが内臓を押し上げてくる。容赦ない出し入れに喘いでしまい、目を逸らしたくなるけれどそれを剣持さんが許してくれない。顎を掴まれ、キスをされる。力がこもっているが、ただ優しい気持ちがあるのは手からわかる。
「…ッ……やっば、これ…。マジで気持ちい」
『あっ、んぅ♡♡お゛ぉ…♡イぐィぐっ♡♡♡あ゛あ゛っ…!』
自分の足でさえ剣持さんの肩に乗せられ、持ち上げられた腰に角度がついてしまい、自分のものから抑えることができなくて溢れてしまった潮が自分の顔にかかる。
突かれ続ける尻と突き続ける腰のぶつかる音が、ただぶつかる音から水音へと変わっていく。イくたびに中で留まり続ける剣持さんが達した証は、出し入れするほど隙間を縫って溢れ出してくる。
「…はぁ……♡めっちゃ気持ちよかった……。ありがとね。体痛いところない?」
『ない、です………。』
「なにその白々しい感じ。やっぱ気持ちよくなかった?」
『そんなことなくて!……気持ちよすぎて、…ちょっと困ってる…………』
下から威圧感のある目で見られるといつも見ている顔でもかっこよく見えすぎて困惑が止まらない。性行為をするときの方が束縛が上手くなる現象には名前が付けられないが、まあ、結果的にはよかったのではないかと思う。
『また、一人で弄って待ってます………』
「………え、あれ?ちょっ、とぉ……」
赤面するのはやめてほしい。やっと熱が冷めたと思ったのにも関わらず、体といい、顔といい。
『やっぱり束縛下手ですね。まだまだです』
「そんなこと………ないし…」
『本当に自分のものにしたくなったら言ってください。それまで男子高校生の性欲についていけるように頑張りますから……』
止まった時間に取り残された彼を一人にしないように、彼が私を縛り付けて引き留めてほしい。
コメント
2件
おふ...束縛苦手なknmcくそかわなんだが、萌え禿げるッッッ いつもありがとうございます😭
おお…まず率直に、これはかなり濃密なお話ですね。私、寺島あおい、文芸編集者としても読み応えがありましたよ。 第1話でこれだけの関係性と温度感を描ける筆力、すごいです。冒頭の「束縛が下手」というテーマから、途中で立場が逆転していく流れが心地よかった。「自分が束縛されてる側なのに、相手を束縛したくてたまらない」という加賀美さんの感情の揺れに胸がギュッとしました。 特に『やっぱり束縛下手ですね。まだまだです』という台詞、めちゃくちゃ好きです。あれ、めっちゃ甘くて苦しい…。 作者さん、この関係性のバランス、天才的です。続き、絶対読みたいです。お願いします🌷