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俺の下のねこ
※nk,×br,
※R有
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br, side
nk, 「おねがいいー!!」
br, 「やぁあだ!!」
部屋に2人分の大声が響き渡る。
nk, 「ほんとに!おねがい!!」
br, 「絶対いや!!」
さっきからずっとこの調子
何度断っても彼は一歩も引いてくれない。
だが僕も引くわけには行かない
それもそうだ
だって…
nk, 「おねがい!猫耳つけて!!」
お願いがお願いなんだもん…
br, 「なんでよぉ!」
nk, 「だって今日猫の日じゃん!」
nk, 「猫耳つけてかわいく鳴いてくれるだけでいいの!!」
br, 「まってほんとに何言ってんの?」
我が彼氏様はほんとうに趣味が悪い。
その”かわいく鳴く”に問題があるんだよ!
…猫耳も嫌だけどさ
nk, 「これ付けてくれたら明日ずっとそばに居るよ」
br, 「……」
こんな条件で揺らいでしまう僕も僕なのかもしれない。
そりゃあ事後は必ず看病してくれるけど、付きっきりってわけじゃないし…
br, 「…ほんとに、ずっと居る?」
nk, 「ずっといるよぉー!」
br, 「……わかっ、た」
あぁ、言ってしまった
この判断が凶と出るか吉と出るか
nk, 「やったぁーー!」
nk, 「じゃあはい!!これ付けて!」
渡されたカチューシャはそこらのよりずっといい物のように見える。
僕の髪色に似た赤茶色の猫耳
ふわふわとした耳は揺らせばふよふよと動く
…もう一度考えよう
僕はこれを付けるのか??
じっと猫耳を眺めながら脳内で大暴走する
だが言ってしまったものはしょうがない。
高を括ろう…
br, 「…ん、」
顔に熱が籠っていくのがわかる
彼の目を見ていられなくて斜め下へと視線を泳がす
nk, 「ッかわいすぎ、」
気がつけば天井を背に彼見ていた。
猫耳と聞いた時から分かってはいたが
やっぱりやるのかぁ…
br, 「ッねぇ、ここじゃやだ…」
nk, 「うー、わかったよ…」
ぽすっ
布が擦れる音と共に体が倒される
だんだんと迫ってくる彼はただただ楽しそうに笑っている。
nk, 「んふ、かわい」
いつもならキスをしてくれるのに、
今回はなぜかしてくれない。
代わりに着ていた衣類を全て剥ぎ取られた
それから彼は手を出すことも無くしばらく僕の体を隅から隅まで見始めた。
正直、居心地悪い。
人に裸を見られるのは恥ずかしい以外ない。
br, 「そんな見ないで、」
nk, 「ぇ…あ、w」
nk, 「かわいすぎて見惚れてたw」
br, 「ッ〜、なにそれ、」
ちゅっ
リップ音が鳴る
これを鳴らしたのは彼でもなく、僕自身だ。
br, 「もぉいいから、ッ」
br, 「はやくしてよぉ…」
彼が驚いたような顔で硬直する。
いつもは見れないから少し新鮮、
しかしその顔も次第に崩れていく
目を泳がすように視線を動かし、口元に手を当てなにかを我慢しているような呻き声をあげた。
nk, 「ッ煽りすぎだよ、」
今度は彼から口付けをされる。
嗜むような口付けは次第に深く長いフレンチキスへ変化していく
br, 「んっ…ふ、はぅッ」
nk, 「ッんぅ…」
彼のぬるりとした柔らかい舌はいつも頭をふわふわさせる
僕も負けじと彼の舌に食いつく。
すると微かに嬌声が聞こえてくる
br, 「んはッ…はぁ、っ」
nk, 「はっ…はッ」
nk, 「かわいいことしてくれんじゃんッ♡」
「今夜は俺の下でかわいく鳴いてね♡」
「…んにゃあ、ッ♡」