鈴「はぁはぁっ」
龍斗「まーまー?」
悟莉「あ、まって龍斗!!ママは今ねんねしてるからあっちで遊ぼ?」
野薔薇「それにしても大丈夫なのかしら」
「鈴先生」
恵「少なくともあと少ししか生きられないって言うのはわかる」
野薔薇「そーよね、」
真希「まー、鈴は鈴でもう頑張ったんじゃねーの?」
「でも今って言うのがな……」
野薔薇「幸せ絶頂の時に……」
恵「あの人基本目の前のことしか目にないからな」
真希「まぁ、そーゆーところで色んな人が救われてたけどな」
野薔薇「でもまさか私たちに頼るほど弱ってるなんて……」
真希「そーいえば、呪術の制度も落ちてるって言ってたな」
恵「やばくないですか?それ」
野薔薇「でも、別に呪力なくても基本生きていけるんじゃないの??」
恵「そうとも行かねぇんだよ。日月眼所持者には呪力切れは基本ないが呪力が完全になくなると死ぬんだ。体の具合関係なくな」
野薔薇「それはやばいわね……」
鈴「ごめんね、皆ゲホゴホッ」
「( ◜ཫ◝)ヴッ」
「……あ”」
「ご、ゴメッ」フラッ
恵「っと、大丈夫ですか?」
鈴「ごめん……はぁはぁっ」
恵「……誰だか分かりますか?」
鈴「……恵君?」
恵「……そうですよ、」
鈴「あ、なら良かった」
真希「鈴私のことはわかるか?」
鈴「えっと……真依ちゃん?あれ?真希ちゃん?え?ん?」
野薔薇「先生こいつが誰だか分かりますか?」スッ
誰だろう……視界がぼやけて見えない……
鈴「……?」
野薔薇「虎杖の写真です。」
鈴「ッ?!あぁ、なるほどね( ˊᵕˋ ;)💦」
恵「これ、完全にーーーー。」
真希「ーー、ーーーーーーー。」
野薔薇「ーーー、ーー?」
あれ?みんな口パクパクしてる?あれ?私が聞こえてないだけ?
野薔薇「……ーーー!」
あれ、なんか暗くなって……
野薔薇視点~
朝、起きるとクズこと五条先生から電話が来た。
朝からなんなんだと思いつつ、電話に出ると鈴先生が体調不良だと言うのだこれは大変地球の危機(←言い過ぎ
と思ったので渋々OK。向かうと鈴先生の容態は悪化していた
伏黒や真希さんにも電話をかけたらしく、2人ともいた。
そこには、休日で小学校がおやすみの悟莉ちゃんと鈴華ちゃんがいた。そして3つ子の1番下兄妹龍斗君・龍馬君・鈴音歌ちゃんがいた
そして秘密談だが鈴先生が妊娠しているらしい。心当たりがなく自然だと思っているらしい。それなのに、五条先生に言わずに1人で抱え込んでいるというのだ。、
言った方がいい。そう進めたけど「後ちょっとで私死ぬからいいよ」、そう言ってた。
真希さんや伏黒と適当に雑談してたら鈴先生が来てふらっとしてたところを伏黒がナイスキャッチ。だけど目があまり見えつつなかった。
あとから耳まで聞こえなくなったのか、?マークしか出てこなかった(頭に)
それで硝子さんのところに行って安静にしていた。、
それで硝子さんから告げられた信じられない事実が明かされた
“あと数ヶ月も生きられない”
野薔薇「……え?」
恵「ちょっと待ってください数ヶ月も生きられないんですか?」
硝子「急速に容態が悪化してる。今にも死にかけだったんだ。たまたまお前らが居たから早く済んだだけでまた来たら確実に死ぬだろうな」
真希「……視覚は?」
硝子「一時的にぼやけたりみえなかったり聞こえなかったりしただけだから視覚・聴覚は戻るよ」
野薔薇「……なら良かった……」
硝子「とりあえず絶対安静。、いいな?”鈴”」
鈴「バレてたのかー」
硝子「当たり前だ」
野薔薇「もう大丈夫なんですか?!」
鈴「ぜんっぜん大丈夫じゃない★」
硝子「なら無理に動くな」
鈴「んー、別にいいかなーって、死んでも」
野薔薇「何言ってるんですか?!」
鈴「いやさー、私最後くらいやりたいことやりたいなぁって!」
「みんなでディズ○ーラン○とか!!」
恵「ディズ○ー?」
真希「お前なぁ、」
ドガバァーーーーーンッ
悟「鈴大丈夫?!(クソデカボイス)」
鈴「うるせ。」
「あと大丈夫じゃない」
悟「休んで?!」
鈴先生にはツッコミどころ満載なのはいつもの事だが、今日はツッコまなくていいかなって思った。なぜなら鈴先生はこんなに笑った顔、これ程かと言うくらいの幸せがこちらまで来てる
とりあえず、絶対安静を宣言された鈴先生のことを伝えたら五条先生(クズ)が圧をかけて『寝てね?鈴?(圧圧)』と言うけど鈴先生離れたのか気づいてないのか、それとも表情には出てないだけなのかは知らないけど平然と『分かったってば笑』と言っていた。スゴ。
こんな毎日が、この夫婦に続けばいいのに。そればかり願う1日だったなぁと、思う。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!