sy,side
fu/sy…
START
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春の教室、桜の花びらが窓から舞い込んでくる。
fu「しゅうとぉ~おはよっ!大好きっ!」
朝イチで教室の扉をバーン、って開けて、fuが入ってきた。
fu(赤髪がふわふわ、制服のネクタイはゆるゆるで。笑顔はヤバいぐらい可愛い)
俺(しゅうと)は席でスマホをいじってたのに、すぐに飛びつかれる。
sy「ちょ……離せって。朝からうざい..」
fu「やだぁ~♡syの匂いじゅうぶん嗅げてないもん」
fuは俺の首に両腕を巻きつけて、ぎゅううって抱きしめてくる。
甘いシャンプーの匂いと。体温が直撃して、ちょっとドキッとする。
sy「ほら……みんな見てるだろ……」
fu「いいじゃん♡syは俺の彼女なんだから!」
sy「誰が彼女だよ、バカ……」
俺が顔を真っ赤にして突き放そうとすると。fuは急に真顔になって。
fu「ねぇ……俺以外の誰かに抱きついたら、殺すよ……」
って耳元で囁いた。
ゾクッとした瞬間、fuはまたにこにこで戻って、
fu「冗談だよ~♡さ、ちゅーしよ?」
sy「は?」
いきなり唇を重ねてきた。
ちゅ……
柔らかくて、ちょっと甘いリップクリームの味がする。
sy「んッ…」
俺が抵抗する前に、舌まで入れてきて、教室中に
「キャー」って悲鳴が上がった。
30秒くらい深くキスされて、ようやく離れたときには
もう俺の頭は真っ白。
fu「えへへ、syの味、今日も最高♡」
fuは俺の膝の上に座って、首にを回したまま離れない。
sy「降りろ、重い」
fu「やだ~、今日一日このままでいい?」
sy「ふざけるな……」
結局、朝のHRが始まるまで膝の上でくっつかれたままだった。
≒放課後≒
俺が部活練習のためにグランドに向かおうとすると、
またfuが追いかけてきて、今度は後ろからぎゅーって抱きていてくる。
fu「今日は俺の家に来て?」
sy「行かねぇよ……」
fu「だめ♡絶対来て。来ないと…昨日syが話してた
後輩のあの子、明日から学校来れなくなるかも」
俺は、凍り付いた。
sy「……お前」
fu「え~?何のことかな~?♡」
fuは俺の頬にちゅっちゅって。キスをしながら、
fu「ねぇ、sy。俺のことだけ見てて?
俺以外の誰かと話すのだって、許さないから」
そのまま俺の手をぎゅっと握って、強引に校門の外へ連れ出された。
夕陽に照らされた帰り道、fuは俺の腕に絡みついたまま
幸せそうに笑ってる。
fu「syと一緒にいると、世界がキラキラして見えるんだ♡」
……こいつ、本当にヤバい。
今日もう1話投稿するかも~。(多分しない
次回「fuの部屋」
コメント
1件
見るの遅れた……??? にしても最高スギィ!!! fusyu来たッ!!デレデレか?ヤンデレか……