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二話
[ 国木田くん … ? ]
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「く、国木田くん…? 何言って・・」戸惑いながら私はいった。「本当のことだろう?」、言葉が出なかった、そんな事言わないって信じていたのに‥その瞬間、「もう、やめてッッ。」皆びっくりしただろう。
その声の主は鏡花ちゃんだった、またしばらく沈黙が続いた。
その雰囲気から抜け出し、はじめに声を出したのが敦くんだ。今にも泣きそうな鏡花ちゃんに対して優しく声をかけている。彼女も元マフィアだから、当たり前だろう…私はというと、言われているから慣れている…はずだった。のに、なぜだろう、胸が締め付けられるかのように痛かった。
__この雰囲気を作ったのは、私のせいだろう‥。だったら、私の生きる意味はなんだろう‥教えてくれよ…織田作 __。
「__い!」 「___さん!」 『『『太宰ッッ/太宰さんッ』』』 私の名を呼ばれているのを聞きハッとしてすぐ目を開けた。 「
な、なに…?」 と恐る恐る聞いた。すると奥の部屋から「…聞いていなかったのか。 太宰 」 その声は紛れもなく、社長だった__。 「
す、すいません… 」 反射的に謝った。「否、いい。ではもう一度話そう」少しホッとした自分がいた。これから何を言われるか、大体予想はついていたのに__。
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次回 ♡ 10
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