朱虎は有無を言わさずベッドに上がってきた。あたしは慌てて体をずらそうとした。
「ちょっと待って、今場所を……」
「大丈夫です」
身を起こしかけたところを素早く捕まえられ、仰向けにされる。
その上から、大きな身体があたしをまたぐようにのしかかってきた。
「えっ!? ち、ちょっ!?」
突然の状況に頭が一気にパニックになる。
これ、いわゆる「押し倒された」状態なのでは?
「……あ、朱虎? これ、なに……」
「ご自分の言葉に責任とってもらうだけですよ」
馬乗りになった朱虎の顔はシルエットに沈んで、表情が分からない。
唐突に胸がざわめいた。頬がかっと熱くなるのが分かる。
ウソ。まさか、この状況って。
どうしよう。だって、************
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