テラーノベル
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僕は見る専なはずなのに…!
青黄 桃赤 橙紫 要素有。
色表記無。
黄くん腐男子設定
「 るぅちゃんおはよっ! 」
この赤髪の元気に尻尾を振ってるこの子はりいぬ
さとみくんの事がすきらしい。
「 りいぬおはよっ 」
「 さとみくんまだきてないの~? 」
いつもさとみくんが見当たらないとこう言ってくる
「 来てないですよ 」
そう本当の事を答えた。
今日もギリギリだろう。
「 も~、せっかくヘアアレンジしたのになぁ~。」
「 ほんとだ、かわいくなってますね( にこっ 」
さとみくんの為に早起きして頑張ったんだろうか。
隈もできているし火傷もしている。
「 りいぬ るぅと おはよ( ぽんっ 」
噂をすれば。というやつだろうか
いつもより10分くらい早く来ている。
「 わっっぁ…!! 」
「 びっくりしたじゃんかぁ…っ、」
りいぬは後ろが見えていないからさとみくんが来た事に気づいてなかったみたいだ。
「 ごめんって、笑笑 」
「 今日ヘアアレンジしてくれたんだね? 」
「 しょうがないからしてあげたよっ( ぷくっ 」
「 ありがとなっ( よしよし 」
早く付き合っちゃえばいいのに。
ぼくは好きな人もいないな、
「 転校生くるぞ~ 」
ざわざわしだした教室。
転校生がイケメンでしかも好きになるなんて
漫画の世界でしかない
「 ころんです 」
ぼくは今確信した。
漫画だけの世界なんてないんだと。
「 じゃ、席はるぅとのとなりな〜。」
「 るぅとくんってどこですか? 」
ぼくはころんくんの目から離せなかった。
そして、なにか懐かしいような気持ちがした。
「 ぁ、ぼくです 」
転校生にはそりゃわからないかとか思いながら手をあげる。
「 よろしくね 」
隣に座りころんくんが笑顔でやさしく言う。
ぼくはその笑顔に心を撃ち抜かれた。
ころんくんがきて数ヶ月が経ち、文化祭が近くなった。
「 今日は文化祭の出し物をきめまーす 」
ぼくはこの出し物はあまりすきじゃない。
準備とかで好きな人と一緒になるとか絶対にない
「 じゃあ、出し物は カフェで決定です 」
カフェってなに?
そこはメイドカフェとかなのでは、?
「 るぅとくん 」
急にもぶさんに話しかけられた
「 どうしたんですか? 」
「 おねがい、メイドきてほしいの… 」
「 あと2人足りなくてっ、」
そんな急にいわれても、
「 じゃあ俺と一緒にやろっ?るぅちゃん 」
急にりいぬが話に入ってきた。
「 え、ぁ、りいぬがやるなら、」
親しいともだちが居るならいっかと思った僕がばかだったのかもしれない。
「 っ、はぁ…休憩してもいい? 」
本当に疲れるくらい今ドタバタしながら作業をさせられていた
「 あ、るぅとくんいいよ!行ってきな 」
「 ありがとうございます 」
りいぬはやっぱりやさしいな。
図書室でBLをみながら落ち着いていた時
「 なに読んでんの? 」
急に好きな人が声を掛けてきた
「 ころんくん? ないしょですっ、」
言う訳にもいかないので内緒ということに。
「 ふーん、あ、ねえ呼び方変えない? 」
「 呼び方…? 」
急になに変なことを言うかと思いきや呼び方。
「 そうだな、ころちゃんって呼んでよ 」
ころちゃん、?
「 ころ…ちゃん、? 」
「 ん、そう( にこっ 」
笑顔が眩しい。目がやられる
「 ふーん、こんなの読んでるんだね? 」
まさか、?と思って手元を見ると本が無くなっている。いつの間に取ったのだろうか
「 え、なに勝手に取ってるんですか…っ、」
「 さっきからコソコソしてるからいけないものなのかなって 」
ころちゃんにばれた。 嫌われる、
「 …っ、( ぽろ 」
泣くつもりじゃなかったのに泣いてしまった
困らせちゃう、嫌われちゃう。どうしよう
「 ぇ、泣いちゃうくらいやだった?、ごめん。」
「 …ううん、ごめんなさい。なんでもないです 」
もうこれから関わらないようにすれば大丈夫
もう忘れよう
「 ごめんなさい、もう行きますね 」
そう言って去ろうとしたとき
「 …( ぐいっ 」
「 なんでそんなに逃げようとすんの。」
手を引っ張られ身体をぎゅっと抱きしめられた
「 へ、いやっ、あの 」
「 僕がBLきらいって噂だから嫌われるとでも? 」
う、図星。悟られないようにしなきゃ
「 …ち、ちがいます。早く戻って作業しなきゃっておもって… 」
簡単に嘘をつく
ほんとはずっとこのままでいたいのに。
「 …バレバレな嘘つくなよ。ばーか 」
どこか懐かしい。
そしてこの人はほんとに転校生なのだろうか
転校生にしては仲深まりすぎてるのでは…
「 …もうなんですか? 僕いきますよ 」
ねえ、ころちゃんは覚えてるの?
小学生の時出会ってた事をさ
「 …いかないで 」
ころちゃんは僕を引き止めた。
「 ねえ、僕、るぅとくんの事がすきなんだ 」
「 小学生の頃からずっと 」
ころちゃんの口から聞いた 小学生の頃から
それは、僕が迷子になってる所を助けてくれた時
「 …っ、気づいてたんですか? 」
「 気づかないわけなくない?すきだったのに 」
そんな言葉を聞いて僕は嬉しくなった
「 …ふふっ、変わってないですね 」
「 るぅとくん、僕と付き合ってください 」
その言葉が聞けてうれしかった
ずっと待ってた言葉
もちろん僕の答えは
「 …はいっ( にこ 」
「 やーっと付き合ったか、」
「 さすが りいぬ 」
実は俺たちもころちゃんの事は知っていた
何故か。それは
「 はー、あの時からふたりとも両片思いだったのに今更…ね、笑 」
るぅちゃんが迷子になった公園でふたりが話しかけようとした所、ころちゃんがきたから。
「 りいぬも変わらないな。お人好しなの。」
「 ムズムズしちゃうもん、笑 」
それを2人に言うのはまだまだ先。
「 ねえりいぬ 」
「 俺も小さい時からずっとすきだよ 」
さとみくんはそう言った
「 …ぇ、? 」
「 俺と付き合ってください 」
俺はずっとその言葉がほしかった
もちろん俺の答えは
「 …はいっ( にこ 」
「 りいぬ、おめでと( にこっ 」
「 りいぬくんおめでと 」
ふたりが一斉に祝ってきた
聞いていたのだろうか?
「 えっ、!? 」
「 これは俺ところんが考えた作戦だよ 」
理解が追いつけない。
どういうこと。作戦?
「 ふたりとも傍から見たらモヤモヤするじゃん 」
「 だったらふたりとも告白しよう という訳。 」
作戦…っ、
「 …ころちゃんはさ、俺らが小さい時公園にいたの知ってた? 」
「 知ってたよ 」
やっぱりな、とか思いつつもるぅとくんは…
「 …へ、?居たんですかっ!? 」
と驚いている
「 みーんないつまで経っても変わんないんだな 」
「 そうだねぇ、」
さとみくんも俺も、ずっと感じている
人の気配がする
でもこの気配は悪いやつなんかじゃない
黄
「 りいぬたち? 」
「 ちょっとまって絶対にだれかいるよ 」
そう、さっきから懐かしい気配を感じている。
「 ばれちゃったか笑 」
そう言い、出てきたのは
「 みんな久しぶりだね( にこ 」
なーくんとジェルくん。
「 さすがやなぁ、りいぬたちは 」
そうジェルくんはりいぬたちのことを褒める。
「 ねえ、るぅとくん 」
「 ふたりとも付き合ってるよね 」
ころちゃんは小声でそう僕にきいてくる
「 確か付き合ってなかったと思いますよ? 」
「 …は? 」
ころちゃんは理解が追いついていないよう。
だってふたりは付き合っていないのに
ずーっとジェルくんがなーくんに抱きついているんだもん。
「 いつまで抱きついてんの?ジェル 」
「 いつまでも 」
ジェルくんはずっとこれをしているのに告白をしようとしない。
それは、振られて気まずくなるのが嫌だから。
皆「 文化祭の準備わすれてたっ、!!! 」
ふたりが付き合うのはまた別のお話__
これだいぶ前に作ってやる気なくしてたけど
何故かやる気出て急いで完成させました👧🏻
たぶん続編出す。
いや、出さないかも
コメント
1件
いや最高〜!😼😊めちゃめちゃ最高です!是非続編出してください!👍😁橙紫のCPの話も見たいです!よろしくお願いします🙇