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「ないくん、指切れてる」
「え、あ、ほんとだ」
頼んでいた資料を持ってきてくれたりうらに手元を指さされる。そこには小さく傷口があいてしまっており、少し血が滲んでいた。
「あー、切っちゃったかも」
「や、それ乾燥だよ。
あーあ、割れちゃってる…」
りうらはむっと顔をしかめる。美容大好きおしゃれ大好きと名高いりうらのことだから、人の肌の乾燥事情も気になるのだろうか。
かわいいなぁなんて思っていると、手をぐいと引っ張られた。
「うぉ、」
「ないくん、ハンドクリーム塗らなきゃダメって言ったでしょ?前選んであげたの塗ってないの?」
「…えぇと…」
そういえばそんなことあった。ないくん乾燥しやすい肌なんだからちゃんと保湿しないとダメだよ、と言われ俺の肌に合うクリームを選んでくれたのだ。嬉しかったのでよく覚えている。のだけれど
「さ、最近忙しくて…ちょっと時間が… 」
「はいはい。いま塗るから手出して」
「ハイ…」
大人しく従いりうらに両手を差し出す。りうらはいつもりうらが使っているハンドクリームを取り出すと、その蓋をぱこんと開けた。
「もう、継続して塗ってって言ったよね?香りがダメだったとか?」
「いやそういうんじゃなくて…ついうっかり…」
「ふーん」
手のひらにハンドクリームを出してから、俺の手を握るように撫でながらクリームを塗ってくれるりうら。その動きが妙になまめかしい気がするのは気のせいだろうか。ちらりと目線を上げてりうらの様子を伺ってみると、りうらはいたずらっこのようににまりと笑って、手のひらをつつとなぞってきた。
「ないくんがひとりで塗れないなら、りうらが毎日手伝ってあげるね?」
クリームを塗っているだけのはずのりうらの手の動きが、妙にえっちに感じてしまいドギマギする。
「どうせならボディークリームも塗ってあげよっか?頭の上からぁ、足の先っぽまで」
にんまりと口角を深くしながら、耳元に口を寄せてきたりうらにあまく囁かれる。
「っ、おまえ…!調子乗んなよばか!」
「ないくんがこまめに塗らないのが悪いんでしょ」
べー、と舌を出したりうらが、握っていた俺の手をぱっと離した。ハンドクリームを塗られた手は、しっとりべたべたしていて、言い表せないような感覚になる。
ふわりと自分の手から香るにおいにすんと鼻を動かす。それから、手の甲を鼻に近付けてそのにおいを吸い込んだ。
「…?ないくん、なにやってんの」
「いや…手からりうらのにおいする」
いつもりうらの手が俺の頬に添えられるときに感じるにおいだ。あと、後ろから口をおおわれた時のにおい。
「んふ…いいにおい」
思わず口角が上がってしまう。俺が好きなりうらのにおいが自分の手から香る。不思議な感覚だ。
「っ、ほんとさぁ」
「わ、っ!?いきなりなに!?」
頭の上にいきなり影ができて、俺が座っていた椅子にりうらが膝を付いて覆いかぶさってきたのに気が付く。驚きとともに至近距離に近付いたりうらの顔を見上げると、先程までの余裕をなくしたような、吸い込まれてしまいそうなあかい瞳と視線が合う。
「りうらのにおいだけでそんなにかわいい顔しちゃうの?」
「え、ちょ、ちか…!」
さっきまで握られていた左手を取られ、するりと指を絡められた。そしてその左手が動かないのをいいことに、りうらの反対の手が俺の腰を抱く。
「さわんなばかりうらっ」
「ね、ないくん。
ハンドクリームおそろいにしようよ」
りうらが、繋いでいる俺の手に顔を近付けて、すん、と鼻を動かした。
「りうらが毎日塗ったげる
そしたら毎日りうらのにおいだよ?」
「っ、ぅ…」
「あ。今ちょっといいかもって思ったでしょ
りうらのにおい大好きなんだ?ないくんのへんたい」
「っ、変態っていうな!そんなことないし!!!」
「ふーん?」
りうらがまた、こちらをいじって楽しむときのにまりという表情を浮かべる。俺の顔を覗き込んだりうらの髪がふわりとなびき、りうらの髪のにおい(多分ヘアオイル)が鼻をかすめた。
「うあ〜…やっぱりりうら全身いいにおいむり」
「急にキモくなるじゃんなに?くすぐったい」
りうらの頭がいつもより少し上にあるのをいいことに、りうらの首筋に顔を埋めてぐりぐりする。りうらはくすくすと楽しそうに笑った。
「りうらもないくんのにおいすきだよ」
「ん…」
「いちばんすきなのは、ないくんがひとりえっちにつかったあとのないくんのにおいがいっぱいついたりうらの服のにおいとか…」
「な、な、なにいってんの!?!?」
平然とした表情でそんなことを言ってくるりうらに、かっと顔があつくなる。照れ隠しに、りうらの胸板をぽかぽかと叩いた。
「んふ、ないくんはりうらのにおいだけで興奮できちゃうんだもんね。」
「っるさいばか!だまれ!!!」
「ちょ、ないくんいたい!加減して!!!」
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