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頑張れよ akfw

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頑張れよ akfw

1 - 頑張れよ akfw

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2024年05月15日

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「えっ、ふわっち、応援団なん!!!?」

驚いた顔で聞いてくる明那。なんで気付いたんやろって思ったけど、俺、はちまき頭に巻いてたわ。

いつもとは違い、髪をあげていてめちゃくちゃ格好いい。

シてる時みたいでちょっとドキドキしてしまう。

『ぁ、おん、無理やり押し付けられた、』

『明那は?』


そう聞くと明那は、なんて言えば良いんや…、なんというか、えっへんって威張るような格好をして俺に言った。


「ふふん、勿論。白組応援団長よ!!!」

と、手に持っていたはちまきを見せつけてきた。


「っていうか、ふわっち赤組じゃん……敵…」


しょぼんって効果音が付きそう。

やなくて、俺は赤組。白組の敵。明那の敵。まぁ、クラス違うしな。


『言ってなかったけ、?』


「言ってない、言ってない!!」




ーー

それから少し話をした。


「あっ、もう行かなきゃだ……」

「ふわっちに負けないからな!!!」


余計な気持ちを口走りそうな口に蓋をする。


『ん、頑張れよ!、』

俺も負けじと言葉を放つ。


手を振った。


明那が俺に背を向けて小走りで離れて行く。


ちょっと寂しい、なんて思いながら俺も背を向けて歩きだす。



ふわっち~!!!!!!!


と呼ばれた気がして振り向いた。



ちゅっ



「これ頑張ってのちゅー、!!!!!!!」


突然の明那に体が硬直する。だんだんと状況に頭が追い付いてきて、自分の顔が真っ赤に染まるのが分かる。



「んは、ふわっち顔真っ赤~、かわいい~」


「んじゃ、頑張れよ!!」



今度こそ、明那は俺に背を向けて行った。





『あきなのばかぁ、、///』


明那になんか絶対に負けないもん。




END

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