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百合
白♀︎×赫♀︎
桃♀︎×赫♀︎
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【白side】
最近よくうちの好きな子を見かける。
真っ赤な髪の毛に綺麗な瞳。
そして低身長の女の子。
白♀︎「はぁ、…ほんまに可愛い…」
こうやって遠くから見つめることしか出来ない。
あの子にとって所詮私はそこら辺のモブと一緒。
桃♀︎「赫ー!!今日もさいこーに可愛いねぇ!」
今来たピンク髪の子はあの子とよく一緒にいる。
もしかして付き合ってたり…??
いや、それはさすがにないか…
水♀︎「白ちゃんさっきから下向いてどーしたの??」
白♀︎「ぁ、いや…なんでもないで。」
「ちょっと考え事してたんや、」
今うちに話しかけてきてくれた子は水ちゃん。
うちの大親友。
水♀︎「ねね、そーいえば知ってる?」
白♀︎「何が…??」
水♀︎「赫ちゃんと桃ちゃん付き合ったんだって。」
白♀︎「…へ、??」
赫ちゃんと言う子がうちの好きな子で、桃ちゃんって子はよく赫ちゃんと一緒にいる子…
白♀︎「え”ぇ、!?」
いやいやいや、…待て待て待て…
白♀︎「ぇ、??水ちゃん嘘やろ??じょーだんやんな…??」
水♀︎「いや、嘘じゃないけど…」
まじかー!?
嘘じゃなかった…てことは本当に付き合ってるってこと…??
うちの好きな子と…桃ちゃんが…??
付き合ってる…!?
白♀︎「嫌や、…うちはそんなん絶対信じへんで…!?」
水♀︎「いやいやいや、事実なんだもん!!」
「僕嘘ついてないもん!!」
白♀︎「嫌やぁ、…うちの方が絶対赫ちゃんのこと好きやもん…」(泣
桃♀︎「…へー…白ちゃんって赫のこと好きだったんだ…?」
ぇ、…??気づいたら桃ちゃん達近くに居たんですけど…!?
そして会話まで聞かれてて話しかけられたんですけど…!?
白♀︎「…ッ…せやで!!うち、赫ちゃんのことだーい好きやもん!!」
赫♀︎「はぇ、…!?//」
桃♀︎「まぁでも赫は私と付き合ってるから勝ち目ないけどね」
その通りだ…うちに勝ち目なんてない…
でもでも、諦めたくない。
白♀︎「…嫌や…まだチャンスはあるもん!!」
「赫ちゃんがうちに惚れるかもしれへんやろ!?」
桃♀︎「それはどーかな??」
「赫私の事だーい好きだからねー♪」
白♀︎「…桃ちゃん勝負しよや」
桃♀︎「いいよ?別に、」
白♀︎「じゃぁ3ヶ月以内にうちが赫ちゃんを惚れさせたら勝ち。」
「逆にうちに惚れんかったらうちの負け。」
「これでどーや?」
桃♀︎「まぁいいよ。」
「じゃぁ私は赫と付き合えるお試し期間は一旦終わりだね。」
白♀︎「…ぇ、お試し期間??」
桃♀︎「うん、私が赫に持ちかけてお試しさせてもらってたの」
白♀︎「はぁ、!?」
桃♀︎「でも私も本気で赫のこと好きだから…」
「この勝負に勝ったら正式に赫と付き合えるってことでしょ?」
「だから本気で行かせてもらうよ?」
白♀︎「もちろん…手加減なんてしたら許さへんで?」
「…赫ちゃん!!これから惚れさせるから覚悟しとけよ!!」
赫♀︎「ふぇ、…!?」
「ぁ、う、うん、…」
水♀︎「はぁ、…どーなる事やら…」
白♀︎「よっしゃー!!これから頑張るでー!!」
【君の心撃ち抜きます!】
連載開始!