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俺はこの学校の王様だ
名は柊 優太(ひいらぎ ゆうた)
王様?何を言ってんだよと思う方へ
説明をしようか
この学校のリーダー格で、生徒をまとめる役で、なんでも出来るスーパーエリートなのだ
これを言っても何を言ってるのか分からないだろうが俺様は王だ
王の元に転校してきた無気力そうな男が来た
「なんのために、ここへ?」
無気力な男は
「王に憧れがあるためここに来ました」
王は少し考えてこう言った
「憧れ?なぜだ?なぜ俺様に憧れが?」
無気力な男は
「す、すみません自己紹介もまだでした
ぼ、僕の名前は斉藤 優希で、です。」
斉藤優希は顔を赤くしながらそう言った
王はなぜ顔を赤らめて話しているのか理解ができなかった
「あ、あの。ぼ、ぼ、僕。王のことがす、好きなんです。ぼ、僕のことなんて知らないと思います。で、でも僕はずっと貴方様のことを、目で追ってしまっていて。」
心臓が飛び出るくらい緊張した
普段の僕は無気力で何もやる気が起きなくて
ダラダラと過ごしているのに
なぜか今日だけは告白しなくてはという天使の囁きが聞こえた気がした
緊張して、怖いと思ったけど言えて少し楽になれた
突然の告白に驚いた王は
「ほう、そうか。俺はそうゆうのに興味が無いからな。すまない」
残念そうな顔をして帰っていってしまった。
王は悪い事をしたのかと少し反省した
だが、なぜ好きだと言われたのか
検討もつかない
王の噂が広まっているのであれば光栄だが、、
ここは男子校だから王がもっと他の人にも好かれているのかもしれないと考えると悩ましい
男が好きになるなど考えたこともなかったからだ
その頃の斉藤優希は
告白をしてしまったことにとても後悔していた
突然現れて、転校初日なのに、変なことを言いまくってしまって落ち込んでしまった
もう、王様とは会わない方がいい
そう心に誓った
変な人だと噂が広がったら僕はここにはいられなくなってしまうから