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某人間の解釈の話。
💡と🦌が東西逆なんじゃないかっていう考察を見て。
エセ関西。
捏造200%です。
小柳side
ヒーローになるためには、「実用ヒーロー免許取得試験」通称「ヒーロー試験」というものをパスしないといけない。
試験内容は、まず筆記……じゃあ無いんだな、これが。
1、身体・能力測定
2、実演能力測定
の2つだけである。
なぜ筆記がないのか、と俺も思った。
調べてみると、ヒーローには知識はあまり必要ないらしい、とは言っても常識程度の知識は要る。
ヒーローに求められるのは、力だ。KOZAKA-Cに対応できる力。
戦闘知識も重要視されているが、一般人に戦闘知識があるとは思えない。
俺みたいな例外もいるが。
だから、筆記がなく、力に拘って試験をする。
身体・能力測定、では、まあ、普通に身長体重を測ります〜能力値みます〜という。
能力値とは、各個人が持つ……うん、なんというか…。得意なこと、?
俺の場合なら剣技と妖術を何個か。正直合格は目に見えていたので結構適当にした。
カゲツは忍術を使ったとか言っていたような。
リトはキリンちゃんの力で物ぶっ壊したとか言ってた。
とまあこう言う感じで。
実演能力検定は、要するに試験官とのバトルである。
制限時間5分の間に試験官に降参、と言わせるか、戦闘不能にする、という些か簡単すぎる試験だった。
俺は与えられた木刀で試験官の首を斬った。斬ったと言うのは語弊があるか、殴った。
そのまま失神して倒れた。
はい、俺の勝ち〜、合格なんぞ俺にかかれば簡単だった。
「西」のヒーロー試験は。
緋八side
ヒーローになるためには、「実用ヒーロー免許取得試験」通称「ヒーロー試験」なるもんに合格せないかん。
試験内容はな…これまたキツいねん。
1、筆記
2、身体・能力測定
3、実演能力測定
4、面接
まず筆記があってん、これはデバイスの事とか機械のこととか聞かれたわ。
デバイスはここがこうなって…まあ顕微鏡の部品の名前テストとかあったやろ?
ここはプレートとか、これは反射鏡とか、それに近いやつやった。
俺が意外やったんは一般常識が聞かれへんこと。
ヒーローはやっぱ力重視やしな…。
でもそれがあったら間違いなくイッテツは落ちてんねやろうな。
身体・能力測定はな…身長体重、それから自分の能力……まあ俺やったらレイピア。ウェンやったら大剣、ライならハンマーとか。
得意モン見せえや!ってやつや。
実演能力測定はその得意なモン使って試験官さんぶっ叩けぇや!!てこと。
面接はホンマ簡単やったで。聞かれたことに答えるだけや。あ、簡単な自己紹介はあったな。
でも緊張したわ〜!一対一で話すしな。
貴方はなんでヒーローになりたいですか?とか。
もしヒーローになったらどう役立ちたい?とか。
あーでもあれやな。一つおったまげた質問されたわ。
『あなたは東西、どっちのヒーローが良いですか?』って。
それ自分で選べるモンなん!?って驚いてもうたわ。
俺は東って答えたけどな。
今考えると、この質問は結構意味ないなと思て。
西はロウみたいな特異な力が無けりゃ行けへんのよ。
東はデバイスの力を借りて戦い、
西は自身の力のみで戦う。
俺は一応人間やらしてもらってますんで、確定で東や。
ライは……まあ異例中の異例、やと俺は考えとる。
こんな感じや、で俺は。
「東」のヒーロー試験を突破し、晴れてヒーローや!!!
東ヒーロー、Oriensの緋八マナとは俺のことやで!!!
伊波side
君たちは知っているかな。
東Oriens、緋八マナ、赤城ウェン、宇佐美リト、佐伯イッテツ。
西Dytica、星導ショウ、小柳ロウ、叢雲カゲツ、伊波ライ。
初期の案はこれじゃなかったのって知ってた?
だってよく考えてみてよ。
俺はメカニック。どう考えても東向きだ。
しかも西は未だに機械反対派がいる。
何故俺が赦されてこの西の地にいるか。
考えたこと、ある?
2年前
「やった!!合格!!」
ヒーロー本部から送られた封筒。ワクワクドキドキしながら封筒を開け、中に入っている書類を、できるだけ丁寧に取り出す。
中には「実用ヒーロー免許取得試験合格のお知らせ」から始まる書類が入っていた。
俺は「東」のヒーロー試験に挑み、見事ヒーローの名を授かった。
「えっと…今回の試験で合格した8名を祝す……8!??少なくない!??」
もっと合格するものかと思った。というか、8名で仕事は回るのだろうか。
でも8名、ということは、それぐらい、狭き門なのだ。
「東のヒーロー4名を集合させ、交流や自身の情報の共有を行う…。」
その横には日付と住所が書いてあった。
「やっばいドキドキする!!」
その日付になるまで、そう時間はかからなかった。
本部は自宅から離れた場所にあるので、集合時間の2時間前に家を出た。実際のところ1時間もあれば着く場所なのだが、まぁ、善は急げというし。
道を曲がって、進んで、曲がって、進んで。とまあ本部はもう見えたのだが、時間を見れば…集合時間はま〜だまだ先だったので、近くのカフェで点心を頂く。
食べていたら、集合時間の20分前になっていたので、勘定を済ませ歩く。
あのカフェで食べたパンケーキは些か美味だった。
また来よう。
「ここ…か、『東』の本部」
ついた。着いてしまった!!!!
俺は高鳴る胸を張り、東の本部へと入った。
「わぁ……ひろーい」
初感想。広い。
こんなんでいいのか。
「あっ、伊波様でよろしいでしょうか?」
玄関で機械だらけの本部を見渡していたら、声をかけられた。
「はい、伊波ライです!」
声をかけてきた社員…さん?って呼び方でいいのかな。
社員さんは何かに印をつけると
「では、案内致しますので、私に着いてきてください。」
言われた通り、着いていった。
階段を登り…登り…登ると、3階、というプレートが掲げてあった。
そのまま少し進むと、会議室と書かれた部屋の前で止まった。
「こちらです。既に一名先に来た方がいます。」
「はい、了解です、ありがとうございました!」
「いえいえ、ではまた。」
と言い、来た道を戻って行った。
よし、と覚悟を決め、俺はその扉を開けた。
「…こんにちは〜?」
拝啓、さっき決めた覚悟へ。
どこにいったの?
やっぱり緊張しちゃってこんな挨拶になってしまった。
「あっ!こんにちは〜!」
挨拶を返してくれたのは、髪が蜂蜜色に染まり、所々に空色が混ざっていた。
瞳は炎のような黄色と、髪と同じく空色が入っていた。
初印象、なんかすっごい訛りがある陽キャ。
やばいぞ、陽キャオーラに負ける…、というか負けてる。
とりあえず俺は扉を閉めて椅子に座った。
「えぇと…まずは自己紹介からやな!俺、緋・八・マ・ナ、言います!マナって呼んでや!」
「俺は伊波ライです!ライって呼んでください。」
「ええで〜そんな硬くならんくて、俺らもう仲間やろ?」
…なんだこの陽キャは!!!神か!!!
「そうだね、マナ…さん?」
「敬語も敬称も無しや!ゆるく行こうなライ!」
「…そうだね!マナ!」
俺、この人と仲間でよかった。
「なぁ、ライはさ、好きな事とかあるん?」
「好きな事…歌とか!あと機械いじり…」
「歌!?ライ、歌好きなん!?」
「え、うん!」
「俺もむっっちゃ好きやねん!!」
「!ほんと!?どんなのが好き!?」
「安定にボカロやな〜、あとチルいのとか、ラップ調も好きやわ」
「めっちゃわかる!!」
神様、ありがとう。俺めっちゃ今楽しい。
話が熱くなって話していると、扉がガチャリと音を立てた。
「こんにちはー!」
と言いながらはいってきたので、同じく挨拶を返す。
赤髪に黒が混じった髪、左目の下あたりに絆創膏かな?が貼ってある。
その人が椅子に座ったぐらいで話しかけた。
「えっと…あ、俺、伊波ライって言います。」
できるだけ名前を強調して、相手に伝わるように言った。
「緋・八・マ・ナ言います!マナって呼んでや!」
マナはさっきと変わらないような声色で言った。
「僕は_____」
Continued next time_____