別れの対処法
kisiさんに別れを切り出された彼氏達の対処法(反応 というものかもしれない)を綴りました。 kisiさんは一言しか喋りません。それ以上でも以下で もありません。
自己解釈しかないので必ず解釈違いもありますでし ょう、だって私の欲望という欲望を凝縮したものですから。その時は仏の精神で数回スクロールする等して 自衛をお願いします。
(以下敬称略)
________________________
ktm
「別れよ、遊征」
突然恋人から切り出された別れ。
目を真っ直ぐ覗き込まれ、本気だということは容易に分かる。
言葉が出ない。やっとの思いで口から出たのは 中身のすっからかんな困惑だった。
「は 、 なんで 、?」
自分の思っていた以上に掠れたその声が緊迫した空 気の漂う部屋に響いた。
別れたくない。離したくない。そんな本心より、現 状に至った原因を何としてでも探そうと記憶を遡る。
でもいくら探しても出てこなくて。
もっと深堀りして探すよりも先に、本心が口から飛 び出た。
「……俺は嫌だ。ぜってぇ離さねぇ」
「でも何が嫌だったとかは言ってほしい
絶対直すから」
「、だから 別れるなんて言うなよ」
▷ 猛省。相手の気持ちを第一に考えたいけど 離す気は毛頭ないのでそこら辺の気持ちがごっちゃに なって混乱しそう。最終的に自分のダメなとこ絶対直 さなくちゃいけないよなという結論に至る。
________________________
mrkm
「別れよ、カゲツくん」
「ぇ、いや嘘やろ、?」
冗談良くないって。と茶化せる空気でもなく。
ぼくが頼りないから?ぼくが何かした?
頭を巡らすも腑に落ちるような”正解”といえる答え は出てこない。もしかしたら全部当てはまっているの かもしれないが。
「嘘、やないもんなぁ……」
目を合わせて話がしたい。でもそんな余裕がなくて 目を逸らしてしまう。自分にもっと勇気があれば。
そう責めてしまうのは仕方のないことなのだろう。
心に霧がかかっていくのと同時に目がぼやけて見え なくなっていく。すると目の前の彼の顔すら見えなく なる。ぼやけて見えないけれど、辛そうな顔をしてい たと思う。
「ぃややっ 、別れたない……っ゛絶対嫌やっ!」
「我儘なんは分かってるからっ……ずっと傍にいて や」
▷ 泣く。泣きついて縋ってきそう。でもそこもまたいとをかし。自分を一方的に責め立てちゃって苦しくなる。そして涙腺崩壊。そんなmrkmを焦って泣き止ま せるkisiはいます。
________________________
mln
「別れよ、ミランさん」
瞬きを一回、二回。どうしよう、上手く聴こえなか ったかもしれない。私の耳が正常ならば、目の前の彼 は私に別れを切り出した筈だ。
「嘘ぉ……そんなわけないじゃない、」
そんな訳ないのに。悪戯っ子な彼のいきすぎたお遊 び。それだけの筈なのに。なんだろう、どこか唯の悪 戯とは思えなかった。
思わず私は彼を抱き締めた。長い髪の毛が耳に掛か ってくすぐったいが、今はそれどころではない。
唯彼を感じたかった。このままシャボン玉のように 何処かへふらっと消えてしまいそうな彼を。
「お願い、私を独りにしないで……っ」
私には、魁星くんがいればそれでいいのに。 静かに 心の奥底で、私は一筋の涙を流した。
(私ってこんなに依存気質だったかな…、?)
▷ 引き留める。そんな感じの雰囲気は感じ取ってたけどまさか本当にその通りになるとは思ってなかったから信じられなくて混乱しちゃいそう。なので愛する人との幸せのために何回もやり直してほしい。
________________________
ns
「別れよ、ネス」
「は、?」
”信じられない”脳裏に第一に浮かんだ言葉。
俺には魁星しかいらないのに。それ以外は壊してしまったって構わないのに。
俺は いい彼氏 をしてきた。魁星に嫌な思いをしてほしくないから。でもこうやって別れを切り出されたんなら話がつかない。
「魁星のためなら俺、何でもするよ」
返事はない。俺から目を逸らすばかりで、話すつも りは毛頭はないようだ。俺は今にも彼を自分のモノに してやりたいのに、目を合わすことすら叶わない。
_もしや、 いい彼氏 に囚われていたことが原因だ ったのだろうか。それなら話は早かった。
「魁星ごめん。俺 お前に色々と背負わせすぎたよな」
「これからは俺が全部管理するからさ、安心してよ」
▷ 管理。もうひたっすらに管理。”いい彼氏”という 自分で自分を締め上げた鎖から解放されたnsはもうkisiに別れを切り出させないよう 門限、配信時間、友人関 係等全てを管理しそう。
________________________
lrn
「別れましょ、ロレさん」
「え、無理」
ソファでスマホを弄っていた時 不意に言われた一言 に、俺はそう即答した。
だって魁星が俺と別れたがる わけがないから。きっと俺に構ってもらいたいが故の 言動なのだろう。やはり俺の彼女は可愛い。
別に遊ん であげてもいいが、甘え方は気に食わなかった。 だって別れるなんて。 そんな残酷なことを言われて 仕舞えば 恋人を本当に愛しているのならば誰でも少し は傷ついてしまうものだ。
間違っているところは正さ なければいけない。
「魁星は嫌だもんね、俺と別れるの」
返事がない。今更言ったことを後悔しているのか 俯いたままで、表情は見えない。
「大丈夫、嫌いになってないよ」
「だからさ こっちおいで? 」
▷ 正す。それだけでkisiは言う事を聞いてくれると知 っているから。lrnは自分が振られることはないと確信 しているので構って欲しいだけなのだと勘違いしそ う。kisiのしたいこととは真逆なのに。
________________________
kne
「別れましょ、叶さん」
「だーめ」
▷ 監禁。kneに別れようなんて言ったら即OUT。どこから仕入れたのかもどこから取り出したのかも分からないような上等な手錠を笑顔でかけそう。
________________________
頑張れkisi!負けるなkisi!
コメント
10件
lrn決めつけ野郎なの草。 kisi…諦めよう。大丈夫、謝れば皆許してくれるさ☺️👍️
ライバー様の解像度高すぎませんか…? まじで最高です!!