奏でる音楽と共に

優side

キーンコーンカーンコーン♪

休み時間になった。

俺にとっては、部活以外地獄のようなものだ

👨「あいつ狐耳生えてるぜw」

👩「えぇ～wキッモ〜w」

👩「それに比べて、大輝くんはカッコいいよね〜」

👨「認めたくないけど、それが現実だもんな〜」

うるさいな

なんで、こんなにも言われなきゃいけないの

俺だって、こんな容姿に生まれたくなかった

どうせ誰も助けてくれない

大輝「そんな事言わなくて良くない?」

えｯ！？

👨「いやいや何言ってんの〜」

👨「こんな狐耳生えてて気持ち悪いじゃん」

大輝「そうかな?逆に言うとコスプレの時につけている耳とかは?」

大輝「気持ち悪くないの?」

👩「それは〜、気持ち悪くないけど⋯、

大輝「じゃあそれと同じことじゃない?」

👩👨「⋯⋯⋯

👩👨「さよならｯ

モブ去ったあと

大輝「優さん！大丈夫だった?」

「えｯ、あｯ、助けてくれてありがとう」

大輝「どういたしまして！

大輝「ああいう人たちのことは、気にしなくていいからね！」

大輝「それじゃまた部活で!」

嬉しい

最初に思った言葉はこれだった

もう諦めてた

けど助けてくれる人がいたなんて

またお礼を言っておこう

そう簡単に思っていたんだ⋯

次回!!

次のいじめの標的は？

見てねー！