chapter1 小さな復讐の刃 story1
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prakはprsideで共通です。
今回のメンバー
ak
pr
nn
の三人(一部正体不明メンバー)で物語をお送りします
prside
俺たちは箒を正門に掛け、入学手続書を受付に提出した。
これで入学式が終われば晴れて生徒という扱いになる様だ。うーん難しい。
というかそれ以前に
「えらい迷子になりそうやな…」
めちゃくそ広い
「しっかり捕まって付いてくるんだよ?」
「俺のことなんだと思ってんの!?」
「迷子常習犯」
「ひどくない!?」
皆が同じ格好をして、ぞろぞろとメインホールへ流れていく。
俺たちもその一部。
だが一度でも手を離せば消えてしまいそうだ。
やっとメインホールへ辿り着き、指定された席へ着席する。
人を見てざっと数えると100人は居そうだ。
集合体恐怖症さん御臨終やでほんま。
「ねぇぷりにぃ」
「なんや引っ張るな」
あっきぃが袖を強く引っ張るものだから、つい振り向くことを促される。
「あれ見てよ!」
指さす方向を見るとあの時ぶつかられた野郎だった。
アイツも新入生やったんやな…
だからって運転には気をつけろよ(?)
「面白い人もいるもんだね…! 」
「アイツぶつかってきた奴やで」
「え?」
会話を遮る様にしてスピーカーから雑音が響き始める。しばらくして優しげな声が聴こえてきた。
「うぅ〜ん?」
それを合図とし、在校生、新入生共に静寂を伝言する。
「ちょっとマイクの調子が悪いかな?」
「ごめんね〜?せっかくの晴れ舞台なのに」
そう言葉を紡ぎながら真ん中の卓へ移動してくる人へ視線を向ける。
「皆さん学園へようこそ〜!」
「俺はここの3代目生徒会長…」
「「銛 忍」と言います!」
3代目…ということはあまり年月は経っていないのか。
外観、内観は新築の様に綺麗なのだから別におかしくないか。
「凄いね!あの人!」
「忍さんや、覚えとけ」
「いや流石に覚えるし!てか覚えやすいよ!」
忍さんは暖かいタンザナイトのような髪を持っており、優しげなアイラインをなぞる目には
アメジストと断言できるほど優しい色素を携えている。
「さてと!お話はここまでにして〜」
「お待ちかねの寮振り分けだよ〜!」
寮…振り分け…!?
そんなの聞いてない。といったら嘘になるが離れるのは最高に不味い。
「じゃあそれぞれの副寮長さんたちが迎えに行くからその場で待機だよ!」
一体今までどこに隠れていたのか、忍さんの後ろから4人出てきた。
どうやら副寮長二人で一組の所があるとの事。
そして前に立った3人が一斉に手などを振る。
するとどう言う訳か目の前に其々の色のマークが現れる…筈なのだが俺たちの所には何も現れて居ない。
「黄色のマークを貰った子たちは僕が魔法で誘導するからそのままで居てねー!」
「ピンクと水色のマークを貰った子は僕たちの所にきてね! 」
「そうじゃないとうちの副寮長が黙ってないぞ!」
「それは__ちゃんもでしょ!」
「えぇっと…!水色が無い方のピンクのマークを持ってる子ー!」
「僕の方に来てねー!…何度やっても恥ずかしいな…えへ…」
他の群衆達は俺らを置いて自分の居場所へ歩いていく。
「…ぷりにぃ」
あっきぃは心配そうに俺と流れていく人を交互に目を置いている。
誰だってそんな反応をする。俺だってそうなると思う。
「大丈夫…ではないな」
「忘れられてるんか…?」
でも頭の隅では、もしかしたら居てはいけないのでははないかと反復する。
萎れたまま顔を下げていると、いつのまに後ろから陰が落ちて居た。
「ごめんね〜!」
「待たせすぎちゃったよ…!」
振り向くとそこには忍さんが微笑んでいた。
キャラ
銛 忍 なぎ しのぶ
固有魔法 ???
芈の目の形 ???
ランク ???
放置しすぎました。反省反省。
前のお話共に考察コメ待ってます…! してくれる方がモチベ爆上げします。
というか自分がその考察みて自分もなるほどーってしたいんだ!
p.s この物語の寮振り分け診断作ろうと思てます
コメント
2件
あーー!もう最高です! これは…2人だけ一緒の部屋というのがある気がする
お話の書き方好きです!続き楽しみにしてます✨