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桃赤要素無
暑い夏の日だった。
赤)) あの…っ、ないくんのことが好きです!俺と付き合ってください…っ!!//
桃)) …っえ? お、俺!?///
赤)) その…けっこ前から…ずっと好きです…//
桃)) …!!//
桃)) めっちゃ嬉しい!!ありがとうりうら!
赤)) へ、返事は…?
桃)) もちろん!こちらこそよろしくお願いします!!
なんの変哲もないとある夏の1日
並んで歩く道を照らし続けてる太陽と夏を思い浮かばせるセミの声
セミの声と友に君の告白を思い出す
なーんて、君に言ったら
『なんで覚えてんの?!忘れて!!!//』
って言って怒るんだろうな…(笑)
そういえば、昔言ったことがあった。
そしたら
『なんで俺をセミと一緒に覚えてんの!!』
って怒ってたっけ笑
俺の思い出の中のりうらは、
いつも
満面の笑みで
『ないくん!』
って笑いかけてくれた
りうらは沢山俺に色んなものをくれたのに
俺はりうらになにを返せただろうか
あの日と同じ、セミの五月蝿い暑い日だった
赤)) ごめん。別れよう
桃)) え?
桃)) まっ、て!!りうら、お願い…お願い、っ捨てないでよ…!
赤)) …ごめんね。ないくんのこと嫌いになったわけじゃないの
赤)) …もっと大事にしてくれる人、見つけちゃって
桃)) りうら…
桃)) また、LINEしていい?
赤)) いいよ
桃)) また、遊びに行っていい?
赤)) …彼氏がいないときなら
桃)) …ごめん
赤)) …じゃあまたね
桃)) 暑いなぁ…
ふと、手元にあるスマホに目を落とす
俺たちはあの日以来なんの関わりもない
完全に、終わってしまったのだ。
『また、会いに行っていい?』
『いいよ』
桃)) …会いに行っても、いいのかなあ
俺は立ち上がり、ドアノブに手をかける
ガチャリと音を立てドアを開き歩き出す
外は溶けるほど暑く、耳が痛くなるほどにないていた。
夏。
彼らはただ、鳴く。
俺たちは終わった。
でも、『0』になったわけじゃない
また会ったなら、なにを話そう
急に会いに行ったら驚くだろうか
きっと、目をまんまるくして驚くだろう
またりうらに会えることに、こんなに歓喜している自分に少し驚きつつ、LINEを開いた
『ありがとう』
このメッセージを最後にLINEは途切れている
『今から会いに行くね』
今度は、俺から言おう
最初に、世間話でもしよう
「セミの五月蝿い、暑い日だね」
って。
3連投目ー‼️
あと2作くらいはネタがあります😇😇😇😇😇
だれだよ活休するとか言ったやつ((👈🏻👈🏻
2024/06/15