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朝からカオス。愛で愛でタイム(ノーマンside)
──その瞬間、部屋には緊張が走っていた。
ノーマンはベッドから起き上がると、
すぐに部屋の隅でコソコソしているふたりを捉えた。
> ノーマン「エマ、レイ。」
ふたり「っ!!(終わった)」
ノーマンは優しく微笑む。
……が、次の瞬間。
> ノーマン「外出て(ニコッ)」
──“ニコッ”となった瞬間、
エマとレイは**ほぼ投げ飛ばされる勢い**で廊下に追い出された。
> レイ「うわああっ!?」
エマ「ドアッ!ドア閉めな──」
バタンッ!!(高速ロック)
> ノーマン(内側から)「朝ごはん、置いといてね〜」
レイ「置いといてね〜じゃねぇよ!!!」
エマ「ロック音速すぎ!!!」
──そして、ドアの向こう。
ノーマンの“愛で愛でタイム”が始まった。
ノーマンは再びベッドに腰を下ろし、
すやすや寝ているルーマリを見つめた。
> ノーマン(心の声)「……可愛い。いや、可愛すぎる。」
ふと目の錯覚か——
ルーマリの頭の上に、ふわっと**猫耳**が見えた。
> ノーマン「……!?(目をこする)」
ノーマン「……え、猫耳……?」
幻覚だ。分かってる。
だが、理性がもう追いつかない。
> ノーマン(心の声)「……にゃ、にゃんまり……(※新語誕生)」
ルーマリが寝返りをうち、
無意識にノーマンの腕を抱きしめてきた。
> ノーマン「……っ……!!(尊死)」
ノーマン(心の声)「かわ……っ……っ!!!」
もはや言葉にならず、
ノーマンは両手で顔を覆って崩れ落ちた。
> ノーマン「朝からこれは心臓がもたない……」
ルーマリ「……にゃ……」
ノーマン「!?!?!?(鳴いた!?!?)」
ノーマン「もうダメだ。理性が……っ」
ついにノーマン、幻聴まで聞こえる。
彼はそっとルーマリの髪をなで、
耳の幻覚部分まで優しく**モフモフ**していた。
> ノーマン「はいはい、いい子だね……」
ルーマリ「……ん……」
ノーマン「かわいい。世界の希望。」
──その頃、外。
窓の外に**ふたつの影**がいた。
そう、諦めの悪い見守り隊・エマ&レイである。
> エマ「……窓から録画再開っ!」(※カメラ起動)
レイ「やめろやめろバレるって!!」
エマ「いいの!これは人類の宝!!」
レイ「どんな宝だよ!!」
ふたりは物陰に隠れながら、
ノーマンがルーマリの髪を撫でている姿を見て、再び涙目に。
> レイ「……うわ、猫耳もふもふするみたいにさわるじゃん幻覚見えてんのアイツ!?」
エマ「やば……幻覚レベルの愛!? これもう恋じゃなくて信仰!!」
レイ「ノーマン教、開祖だな……」
ふたりは窓の下で正座し、
“愛とは何か”を哲学的に考え始めていた。
> エマ「愛って、もう幻覚見えるくらいのことなんだね……(真顔)」
レイ「黙れ、感動するな。」
──その時、窓の中のノーマンがふとこっちを見た。
ピタァッ。
> エマ「……目、合った……?」
レイ「録画止めろ録画止めろ録画止め──」
ノーマン(にこっ)
その瞬間、窓が**内側から完全ロック**された。
> エマ「二重ロック!?!?」
レイ「アイツもうプロの監視回避者だろ!!!」
──その朝。
ノーマンは「愛で愛でモードMAX」で溶け、
エマとレイは「録画魂」と「命の危険」を秤にかけることになったという。
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