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〜翌日〜
【💚視点】
やばいやばいやばい…!!
昨日は凄いことに気がついちゃった…!
いくら義兄弟とはいえ、好きになっちゃうんなんて…!てか、澄也も僕のことが好きだなんて確証はないし、本当は別の人が好きだったりして…ズキこの気持ちは、隠さなきゃ…!
ダッダッダ
やばっ!誰か起きてきた!
💙「…おはよ…」
なんで、こんなタイミングなんだよ~!!しかも、なんかすっごくかっこよく見えるし…!
💚「…お、おはよ//」
え、顔に出てないよね…?!不自然じゃなかったかな?いつも通りに出来た…?!
💙「…あぁ」
え…なんか、素っ気ない…?き、気の所為だよね…?朝、機嫌が悪いのはいつものことだし…
❤️「あ、おはよ~」
あ、良かった…
💚「連兄ちゃんおはよっ!ニコッ」
❤️「お腹空いてるよね、今ご飯をつくるから」
💚「ありがとう!なんか、手伝うことってある?」
❤️「うーん…じゃあお皿を並べて欲しいな!」
💚「分かった!」
(しばらくして…)
❤️「出来たよー!」
💚「あ!じゃあ、僕皆のこと起こしてくるね!」
❤️「うん!ありがと!」
【瑠夏の部屋】
💚「コンコン朝だよー!起きてー!」
🩵「ガチャふぁ~、おはよ~」
ウグッ可愛い…!
💚「おはよ!朝ごはん出来てるよ!」
🩵「分かった〜」
【大和の部屋】
💚「コンコン朝だよー!起き…」
🖤「ガチャうるさい、どいて」
💚「あ…ごめん…」
やっぱり、大和には嫌われてるのかな…?
【柊斗の部屋】
💚「コンコン朝だよー!」
🧡(………)
💚「?朝だよー!」
🧡(うるさいっ!どっか行ってよ!)
💚「あ…ご、ごめん…朝ごはん出来てるからね」
🧡(……)
やっぱり、嫌われてる…流石に悲しいな…でも!仲良くなれるかもだし!かんばろ!
(飛ばして…)
💚「じゃあ、行ってきまーす!」
🩵「行ってきまーす!」
💙「…行ってきます…」
❤️「いってらっしゃ~い」
🧡「………」
【柊斗の視点】
俺は、あいつが大嫌いだ…ヘラヘラしてるし、どうせいい子を演じてるだけだ。俺は、そうゆう奴を嫌と言うほど見てきた。そうゆう奴がいるせいで、友達は…。だから、俺はそんな面倒臭いことはしないで、ただ平凡に普通で生きることを決めた。
【柊斗の過去】
俺には仲が良い友達がいた。毎日遊んでたし、勉強も一緒にした。この時は、今より明るかったし勉強だってスポーツだってそこそこ出来た。すっごく楽しかった。でも、ある日を境にそんな日常がぶっ壊れた。…俺が、もっとちゃんとしてたら良かったのか…?
俺の友達は、いじめられていた…。最初は物に落書きされるとか、隠されるとかで一緒に笑っていた。
「誰だろうな、こんな事する奴は(笑)」
って、でも日に日にいじめは酷くなっていった。だから、その犯人を見つけようと提案し怪しい行動をしている奴を探した。そしたら、まさか学年一優秀な学級委員長だった…俺らは、失望した。あんなに、優秀で物静かな委員長がいじめをしてたなんて。でも、犯人は見つかったからすぐに先生に言った…。そしたら、先生は信じてくれなかった。そりゃそうだよな笑。多少勉強が出来ても委員長には敵わない。それでも、いじめは酷くなっていって、挙句の果てには暴力も振られていたらしい。
それから、友達が学校に来ることは日に日に少なくなっていった。学校に来なくなって、いじめるのがつまらなくなったからなのかいじめは、ぱったり無くなった。いじめが無くなるのは良かったけど、友達は誰も信用しなくなった。毎日遊んでた俺等のことも…。ここで、後悔した。見つけるだけじゃ駄目だったんだって。友達は精神的にきつかったらしい。そりゃそうか笑。いじめられて、嬉しい奴なんていないもんな…話を聞くなりすれば良かったのか…?
それから、しばらくして俺も虐待を受けた。これで分かったんだ。友達の辛さが。だから、決めたんだ。
「普通に生きることを」
こうすれば、いじめる奴も飽きてすぐに辞めるだろう。実際、学級委員長もいじめて来なかった。そして、今までこの生き方をしてきた。
🧡「あいつが来てせいで、全員おかしくなってきてるボソ」
??「あいつって誰ー?」