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部屋の隅のみかん🍊@受験生
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「やゑヰゐ」
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みゃ
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attention
・この物語では都道府県を擬人化しています。キャラクターは完全に私のオリジナルです。
なので、県については自分の勝手なイメージで書いています。間違いがあったらすみません。
・鳥取×島根になります。同性愛です。
ここまで読んで、大丈夫だという人は作品をお楽しみください。↓
温かい気候に、秋らしい涼しい風が吹く。陽はもう傾きかけていて、僕らに別れを知らせているようだ。
鳥取「今日は楽しかったー!ね、島根!」
島根「そうですね…」
今日も島根は心を開いてはくれなかった。
別に、最近知り合ったばかりというわけではない。むしろその逆だ。何年も前からお互いのことは知っている。
…でも、島根は初めてあったときから様子が変わっていない。他の人にも態度は変わらないし、こういう性格なんだとは思うけど、ずっとこんな調子で苦しくはないんだろうか?
鳥取「明日は中四国で会議があるし、またすぐに会えるね!」
島根「まあ…。でも、どうして今日は私の所で遊ぼうなんて言い出したりしたんですか?」
鳥取「そりゃあ、島根のことが知りたいからだよ!もっと仲良くなりたいでしょ?」
島根「は、はあ…」
島根はあんまり笑わない。なんなら、悲しんだり、悔しがったり、怒ったりするところも見たことがない。周りにあわせて表情を作ったりすることはあるけど、真に感情を出すことはない。感情豊かではないんだ。
島根のことが知りたいのは本当に心から思っていることだ。島根のことを理解して、その無表情な顔に心からの笑顔が浮かんだところをいつか見てみたい。
…そんなことを思いながら僕は毎日島根に接しようと努力している。
鳥取「じゃあまた明日ね!」
島根「…はい。」
まだまだ時間はかかりそうだ。
(おまけ) 〜はじめの出会い〜
島根県に用事があって、街中を歩いているときだった。ふと、鞄から手ぬぐいを落としてしまった、そのとき声をかけてくれたのが君だった。
島根「あの…。これ落としましたよ。」
鳥取「…っえ?あっごめんなさい!ありがとうございます!」
島根「気をつけてくださいね。」
はじめて会ったのはこれ。動きが冷静で、見た目に反して何年も生きていそうな感じの人だった。このとき、 この人は自分と同じ都道府県の仮身だ…! と直感で思って、つい口に出してしまった。
鳥取「…えっと、会って急に言うのは変かもしれないんですけど、あの…、名前聞いてもいいですか…!?」
島根「…っえ」
鳥取「い、嫌だったらいいです!」
島根「いや…別に大丈夫ですよ。私の名前は島根です。」
自分の直感は当たったと思った。それと同時に嬉しかった。自分以外の都道府県の仮身と会うのは初めてだったから。
鳥取「…やっぱり、都道府県の仮身ですか!?」
島根「は、はい。そうですけど…」
鳥取「! 僕もなんですよ!僕、鳥取って言います!」
島根「そうなんですか…」
初めてあったときも、やっぱり感情のあるリアクションはしてくれなかった。でも、僕はいろんな人と関わってきたから別になんとも思わなかったし、むしろ初めて会った都道府県の仮身のことをもっと知りたいと思うようになった。なんでそんなに感情を出さないのかっていうことも…。
鳥取「お隣さんですよね?これからもよろしくお願いします…!」
島根「……はい。よろしくお願いします…。」
次に会ったのは、政府によって中国地方全員が広島県に集められたとき。もちろん島根もいたし、これから何かが変わるのかなってワクワクした。
コメント
1件
ああ〜っ、もうこれめっちゃ尊いやつじゃん…!!😭💕💕 鳥取くんの「君を知りたくて」って気持ちがまっすぐすぎて胸がキュッとなる…! 対する島根さんの無表情で距離ある感じ、でもちゃんと返事はしてくれるギャップがエモいよ…。「はい」の一言に全部詰まってる感ある🥺 おまけの出会いエピソードも神すぎでしょ!手ぬぐい拾ってくれたのがきっかけで「都道府県の仮身」同士って気づく運命感じゃん…!?これから二人の関係がどう変わっていくのか気になりすぎて続きが待てないよ〜!!🌸 天津さんの優しい世界観、これからもたくさん読ませてくださいね♡