夜になり見通しの悪い道を歩けば
目の前には大きな建物があった
敦「此処が敵の拠点…」
国木田「此処からは作戦通りに動く」
国木田「黒蜥蜴と梶井は戦闘体勢をとれ」
国木田「敦、芥川、太宰、中原、谷崎、紅葉、賢治は突入体勢をとれ」
一同「はい」
国木田「後は見張り役のタイミングに合わせるぞ」
梶井「任せ給え!!」
梶井「行くぞ!」
梶井「美しいレモン爆弾の花火をあげようじゃないか!」
レモン爆弾を敵の敷地内に投げ
地面に接触すると激しく火花を上げながら爆発し出した
ドカンッ
其の音を聞いた見張りと部下と見られる者が一切に建物から出てきた
敵「何だ!?」
敵「敵襲だ!」
敵「殺せ!!」
バババババンッ
広津「そうはさせぬ」
異能力 「落椿」
敵「何だ此の異能力はッ」
敵「兎に角撃ち続けろッ!」
国木田「突入するぞ!」
突入班「了解」
芥川「今日こそ太宰さんに認められてみせるッ!」
敦「そんな事言ってる場合じゃないだろ!」
芥川「五月蝿い人虎!」
太宰「何で中也何かと、」
中也「そりゃこっちの台詞だ」
太宰「へましないでよ」
中也「だからこっちの台詞だ!」
紅葉「こら、辞めよ」
中也「すみません、」
太宰「ぷぷ、笑」
谷崎「僕が突入何て、大丈夫かなぁ」
賢治「大丈夫ですよ!」
賢治「何かあったら言って下さい!」
谷崎「心強いッ」
建物の中を暫く走り続けると
暗闇から数名の人物が出て来た
幹部1「おいおい、見張りは何やってんだ」
幹部2「凄ぇ数だな笑」
幹部3「でもこっちは4人居るもんね!」
幹部4「はぁ~面倒臭いなぁ」
中也「早速幹部のご登場かぁ?笑」
太宰「気が早いよ中也」
谷崎「こんなに居るッ」
国木田「先に行け!」
敦「はい!」
紅葉「負けるでないぞ」
芥川「人虎遅いぞ!」
賢治「任せて下さい!」
国木田「他の幹部は如何した」
幹部1「首領の処だよ」
幹部3「まぁ簡単に言えば護衛だね!」
幹部と国木田が話していると
待ちきれないで話に割り込んで来た
中也「なぁ眼鏡」
中也「全員ぶっ飛ばして良いんだよな?」
国木田「国木田だ、」
国木田「良いぞ」
中也「しゃ、やる気出てきた」
太宰「はぁ、やっぱり子供」
中也「あ”ぁ?」
谷崎『…此のメンバー怖いッ!』
幹部2「話は終わったか?」
幹部3「申し訳ないけど手加減しないからね!」
中也「ふ笑」
異能力 「汚れちまった悲しみに」
中也「重力からは逃げられねぇぞ!」
ドンッ
中也が重力で身体を囲み蹴りを入れた
幹部1「ッ重力使いか、厄介だな」
異能力 「独歩吟客」
手帳から小型の銃を取り出した
幹部4「物を何でも手に入れられるのか?」
幹部4「…面倒くさ、」
異能力 「細雪」
幹部2「姿が消えた!?」
幹部2「面倒くせぇ奴ばっかりじゃねぇかよ!」
太宰「ねえ」
太宰が残った幹部に話し掛ける
幹部3「何ですか?」
太宰「君だけ異能力者だよね?」
幹部3「…初見で見破られたの初めてです笑」
幹部3「先程言いましたが手加減はしません!」
幹部3「異能力!」
異能力 「人間失格」
幹部3「異能力が!?」
太宰「私の異能力は触れた相手の異能を無効化する事が出来るのだよ」
太宰「だから私には異能は効かないよ」
幹部3「でも逆に言えば異能力でなければ効く、と言う事ですよね!」
太宰「…..」
太宰『さぁ、此処からが勝負だ』
_首領チーム
敦「えっと、紅葉さん?」
紅葉「何じゃ」
敦「あの場に幹部って4人しか居ませんでしたよね?」
紅葉「そうじゃの」
敦「じゃあ他の幹部って、」
芥川「首領の処に居るに決まっているだろう」
芥川「そんな事も分からぬのか」
敦「ッ」
賢治「其の心配はしなくて大丈夫ですよ!」
賢治「残りの幹部が首領の処に居たとしても僕が相手します!」
賢治「3人方は首領をお願いします!」
紅葉「分かった」
敦「一人で大丈夫ですか?」
賢治「はい!」
紅葉「静まれ」
そう言った直後前方から声が聞こえた
幹部5「此処迄来たのか」
幹部6「凄いな」
紅葉「…後は任せるぞ」
賢治「はい!」
賢治「敵さん」
賢治「僕が相手です!」
幹部5「此奴一人か?」
幹部6「直ぐ終わりそうだな笑」
紅葉「そろそろ現れる筈じゃ」
芥川「足を引っ張るなよ、人虎」
敦「お前こそな」
首領「君達は素晴らしい」
盛大な拍手をしながら何者かが褒め称えた
紅葉「何者じゃ」
首領「此の組織の長だよ」
《長》と聞いた途端、全員が戦闘体勢に入った
異能力 「月下獣」
異能力 「羅生門」
異能力 「金色夜叉」
首領「全員、異能力者か」
首領「腕が鳴る」
_幹部チーム
幹部4「はぁ、面倒臭い」
幹部4「早く終わらせたい」
国木田「自首と言う手もあるが」
幹部4「する訳無いでしょ」
国木田『社長から教わった体術でッ』
幹部4「…ニヤッ」
ドンッ
国木田自慢の体術で敵を締めようとしたが
相手にひっくり返されてしまった
国木田「かはッ」
幹部4「選択肢を間違えたね」
幹部4「異能力を使ったら勝てたかも知れないのに態々体術を使う何て」
幹部4「幹部が体術を教わってないと思った?」
国木田『社長の技でも効かないだと!?』
幹部4「早く終わらせようか」
ドカッ
国木田「ッ」
国木田『ギリギリだッ!』
国木田『何と言う体の使い方ッ』
幹部4「…まぁ、そんな上手く行かないよね」
幹部2「かはッ」
谷崎『此のまま行けば勝てるッ』
幹部2「…そろそろ動き読めて来たなぁ!」
谷崎「!?」
バンッ
谷崎「く”ッ」
太もも部分を銃で撃たれた
幹部2「あ~あ、可哀想に」
幹部2「痛いか?笑」
幹部2「なぁ!?笑」
谷崎「ッ」
幹部2「おい、消えるなって笑」
幹部2「何処行ったんだよ!笑」
谷崎「ッ」
谷崎『傷が思ったよりも深い』
谷崎『ギリギリ迄隠れてた方が良いな…』
幹部1「く”ッ」
中也「さっきの勢いは如何したんだよ!」
ドカッ
幹部1「かはッ」
中也「異能力者じゃねぇからつまんねぇな」
幹部1「ッ舐めやがって」
中也「一つ聞く」
中也「残りの幹部は何処に居る」
幹部1「首領の処だよ」
幹部1「今頃戦ってるんじゃないか?」
中也「そうか、ならさっさと終わらせねぇとなぁ」
幹部1「ふふ」
中也「何笑ってやがる」
幹部1「其の前に助けなければならない人が居るのでは?笑」
暫く考え込んだ後、中也は血相を変えた
中也「…まさかッ」
幹部3「如何したんですか!」
幹部3「もう限界ですか?」
太宰「未だだね、」
幹部3「でも随分とボロボロに見えますよ」
複数回蹴られて服は泥だらけ
血も所々出ていた
太宰『中也と同じレベル位の体術』
太宰『相当鍛え上げられてる』
太宰『防御しか出来ない』
幹部3「僕も早く首領の処に行かないといけないのでそろそろ終わりにしましょうか」
幹部3「君の異能力、使えるね」
太宰「…..」
幹部3「君の事、首領の処に連れていこうかな!」
太宰『…此の展開は拙い』
太宰『此処で私が連れ去られたら【前と同じになるッ】』
太宰「…連れ去られるとでも?」
幹部3「未だそんな元気あったんですね」
幹部3「取り敢えず気絶して下さい」
バンッ
太宰「ッ」
太宰『危ないッ』
幹部3「避ける何て凄いですね!」
バンッ
バンッ
太宰『しまッ』
ドチュッ
太宰「ッ!」
弾は肩に命中した
幹部3「やっと当たりました」
ドカッ
太宰「ッ」
太宰は相手に足で踏み潰されていて
身動きが取れない状況になった
幹部3「此処撃ったら悲鳴を聞けますかね?笑」
ドンッ
そう言って鳩尾に近い部分に撃った
太宰「ぁ”ッ」
幹部3「我慢強いんですね」
幹部3「此処を撃てばみんな叫ぶのに」
幹部3「さぁ、着いてきて貰いましょうか」
太宰「ッ」
重力操作
バンッバンッバンッ
幹部3「!?」
背後から聞き覚えのある声が聞こえた
中也「大丈夫かよ」
太宰「あぁ、助かったよ」
幹部3「何故此処にッ」
中也「あ?」
中也「相手ぶっ倒したからだよ」
幹部3「…まさかやられるとは」
太宰「後任せても良い?」
中也は太宰の怪我の具合を見て
仕方無さそうに舌打ちをした
中也「ったく、仕方無ぇな」
幹部3「ッ死ね!」
中也「焦りは禁物だぜ?」
ドンッ
幹部3「かはッ」
バタンッ
太宰「流石、中也」
中也「思っても無ぇ事言うな」
中也「て言うか何かしただろ?」
太宰「何の事?」
中也「此奴流石に弱すぎだぜ?」
中也「此のレベルだったら手前でも倒せた筈だろ?」
太宰「…ちょっと薬打たせて貰っただけだよ」
中也「やっぱりな、」
太宰「でも正直、君が来るとは思わなかったよ」
太宰「直ぐに首領の処へ行くのかと」
中也「俺が倒した相手が仲間が危ねぇって言うから来たんだよ」
太宰「ありがとね~」
中也「棒読み辞めろ」
太宰『此処迄は順調だ』
太宰「中也」
中也「あ?」
太宰「これからは私から離れないで行動して」
中也「何でだよ」
太宰「私が居ない時に汚辱を使われたら」
太宰「君を止めるのに間に合わないだろう?」
中也「そんなに今回の任務は大変なのかよ?」
太宰「あぁ、大変だよ」
そう中也に真面目な顔をして言ったら
真面目さが伝わったのか潔く承諾した
中也「…分かった」
太宰「他に苦戦している者が居るかも知れないから先を急ごう」
中也「おう」
どうでしたか?
前回さ、没だから次回で終わりになるみたいな事を言った記憶があるんだけど終わらなかった
なんかすみません
没だから適当に書こうと思ってたんだけど
何か適当に書くの嫌で(?)
なのでストーリー伸びました
だからと言って長編にするつまりは
いまのところ無いので多くて6・7話くらいだと思います(わからない)
設定も1話書いてから2話書くまでが間空いちゃったので前回と不可解なところがあるかもしれません💦申し訳ない、
後、この前の愚痴すいません
ああ言う時期があって
今日はポジティブ何ですが日によって性格?が違うんですよね、
迷惑かけて申し訳ないです
これからも迷惑掛けるかもしれませんが
暖かく見守っていただけるとありがたいです
何度も報告しつこいのですが、
来週から二週間テスト期間で下書きももう一つもないので
二週間投稿が停止すると思っていてください、
何度もすみません
リクエスト受け付けております!(文ストのみ)
次回は❤️2000で投稿します!
では、またね!
コメント
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待て待て待て('ω' ) 好きすぎるッ(๑♡∀♡๑)
テスト頑張ってください💪