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「元貴っ。元貴……っ?」
「ん?」
「よかったぁ……。死んだかと思った。」
「ここは?……」
「何言ってるの……病院だよ。笑」
「変な夢見た。」
「どんな?」
「んっとね……えっと。なんだっけ。」
「なんだそれ笑」
確かに夢を見たような気がしたがどんな夢だったのか覚えていなかった。
「涼架っぎゅってして……?」
「んふっ、いいよ。」
何故か涼架が消えそうな気がした。
このままいつか消えていなくなっちゃうんじゃないかと。ぼくが死ぬ前に消えちゃうんじゃないかと。
「涼架、いい匂い。」
「そうっ?自分じゃ分からないや。笑」
うんいい匂い。涼架。
「どこにも行かないで……。」
「僕は元貴がいなくなるまでずっといるから」
「……ごめんね。。わがままで」
「元貴のわがままも好きだよ笑」
「何それっ笑……僕も涼架のプにってしてる体も好きだよ笑」
「元貴それ遠回しにディスってるでしょ笑」
「ふっ笑」
あぁこんな日々が続けばいいのにな。