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閉じられた戸にさした皇后
〜フィロン・ニートロフ冒頭〜
キラキラと滑らかに揺れる髪が、掠る。その夜は、ブラッドムーンのようだ。
私がいつかあいつを抜かせる日は来るのだろうか。
きっとあの日から抜かせることなんて、私にはできないのだろう。
それでも、いつか抜かせたら光を追い抜かせたら闇に染まってしまうのかな、、、、、
コメント
5件
感想をありがとうございます。第31話、じんわりと胸に響きました。 「キラキラと滑らかに揺れる髪が、掠る」――この一瞬の触れ合いの距離感が、美しくも切ないですね。ブラッドムーンの夜の情景が、皇后の内面の孤独や焦りを静かに照らしているようでした。 「あいつを抜かせる日」への憧れと、同時に「光を追い抜かせたら闇に染まってしまう」という恐怖。その葛藤の描き方がとても繊細で、読んでいる私も息を呑みました。皇后の歩みを、これからも見守りたいです。
詠の癒月 EN
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