コメント
6件
ミスターブラックで入れなくなったので「ブラック」で入り直しました。よろしくです。作品また見たいです、
凄くロマンチックなお話だn…あれ? って感じになりました 話の構成やら雰囲気やら凄く良い…!!! 実は踊っているのは女の子と読者自身、そして実は読者はすでに骨と化していて永遠に踊り続けるという狂気の渦巻くダンスになってたんですね…!! いや凄く良い…天才ですか!?
短い小説
今私は広い広い大きなお城の真ん中で踊っているの
優雅に足を踏んで、まるで舞踏会に参加しているようで気分が踊る
黒いドレスを靡かせて
アン・ドゥ・トロワのステップで素敵な方と身も心も踊らせる
あぁなんて素敵なのかしら
貴方と踊れるだけで私はこんなにも幸せになれる
弾むような音楽もいつかは終わりへと向かう
でも私たちの心の音楽は終わらない
軽やかに妖艶に踊り続ける
貴方の足が絡まっても私は止まらない
蜜月の関係は永久に離れない
どれだけ肉が剥がれ落ちても私たちは踊り続ける
貴方の真っ白な鼻をなぞって、真っ白で骨のような手をとって
目は真っ黒な空洞、そんな空洞は互いに見つめ合う
周りはピアノの軽快な音と共に炎に包まれる
私たちは一体どこまで堕ちて行けるのかしら
これからも永久に踊ることを夢見て
これは一人の女と貴方の物語