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らんside
ある、夢をみた
川を挟んで立っている夢
向こう側にはメンバーがいて
こっち側には俺1人しかいない夢
みんなは俺を呼んでいた
でも、俺は夢だからか
体が思ったように動かなくて
でも、口は勝手に動いて
らん『…ばいばい』
何ていうんだ
自分の目線だけど自分の体ではないような
そんな不思議な夢
みんなは俺の言葉を聞いて
どんな反応をしたのか
それを見たいと思ったところで
目が覚めた
らん「はぁっはぁっ、夢…」
目を覚ますと自分の部屋
汗が流れていてる
あんな夢をみても現実の俺は異変はない
当たり前だけど安心した
らん「…今日、土曜か」
曜日をスマホで確認して予定をカレンダーで予定を見る
らん「今日はみんなで遊ぶ日か…」
どうしてもテンションが上がらず
俺の低く枯れた声
きっと、顔を見られたら心配されてしまう
そう思って顔を洗い身支度をして
俺は家を出た
時間には余裕があるが早く会いたかった
だから、待ち合わせ場所を決めたが迎えに行くことにした
どうしてもあの夢が頭から離れなかったから
早足で歩きいるまの家に着いた
ピーンポーン🎶
チャイムの音が響く
「はーい」
と中からいるまのお母さんの声が聞こえてくる
らん「すみません、いるまに…」
そう声をかけた瞬間
中から何かが吹き出す音がしているまのお母さんは急いで家の中に戻った
忙しい時間に悪かったな
と反省して近くのみことの家に行くことにした
みことの家に着きチャイムを押す
ピーンポーン🎶
みこと「…はい」
らん「ぁ、みこと!
早くに来てごめんね、あのさ…」
出てきてくれたことが嬉しくて俺は話しかけた
でも、みことの顔を改めてみると
どこか疲れてそうで申し訳なくなった
らん「ぁ、また迎えに来るから寝てていいよ
ごめんね」
といって、俺はこさめの家に向かった
俺が走って去る前にみことが何かボソボソと言っていたが俺は関係ないなと思い無視をした
ピーンポーン🎶
こさめの家につきチャイムをおす
こさめ「はーい!」
げんきなこさめの声が響き渡る
らん「ぁ!こさめ元気でよか…ぇ?
大丈夫?」
声で元気と判断し顔を見るとどこかいつものこさめとは違った
こさめ「ニコニコ)」
ニコニコと笑っていて
不気味に感じさせる笑みで
俺は恐ろしくなった
らん「…ごめんね、今日は遊ぶのやめよっか!
またね!」
と言って俺はこさめの家から逃げるように走った
そして、ぼそっとこさめが言った言葉を俺は気にもとめなかった
みんながおかしくて俺は何があったのか恐れながらもすちの家に行く
ピーンポーン🎶
俺の気持ちとは反対の明るいチャイムが鳴る
そして、チャイムの方から音が聞こえてきた
「はーい、保冷剤ちゃんと当てとくのよ」
とか、そんな声が聞こえてきた
あぁ、熱なのかな
と思いながらもう少し待っていると
また他の声が聞こえてきて
すち「大丈夫だよ、泣いて目が腫れてるだけだから…」
泣いた?
それも、目が腫れるほど?
何をしたんだろう
とりあえず、遊べる雰囲気じゃないな
ということを理解して
らん「やっぱりなんでもないです!
すいませんでした!」
と声をかけて最後の希望と言っていいなつの家へ走った
後ろをふっと振り返るとすちのお母さんがでていた
声かけたのに…と思いながら俺は走った
ピーンポーン🎶
最後のなつの家のチャイムがなる
…が、しばらくたってもでてこない
中から物音も聞こえず
留守?でも遊ぶ約束してたのに…
と思いながら仕方ないと俺は家に帰る
チャイムからぼそっと聞こえた声は俺の耳には届かずに
この話は違和感がたくさんあります
その違和感に気づけましたか?
下に行くと解説あります↓
(考えたい人はここで1回止めてください)
〈解説〉
・違和感
らんくんが見た夢は川を挟んで、みんながあちらに呼んでいる夢
夢の中でらんくんが発した『ばいばい』
これだけでわかる人はわかりますよね
次に、いるまくんの家に訪れたときお母さんが出てきてくださったけど吹き出す音がして家の中に戻った
でも、一言もなく帰ったよね
家から出た時も顔見知りなら少しぐらい声をかけないかな?
その次に、みことくんの家に訪れたときは、みことくん自身が出てきてくれた
でも、いつもの明るい雰囲気はなく疲れ果てていて去るらんくんにぼそっと何かを呟いた
みことくんもらんくんと会話はしてないよね
そして、こさめくんの家に訪れたときも、こさめくん自身が出てきてくれた
明るい声と不気味なほどの笑顔
狂ってしまったという方がわかりやすいかもね
そして、走ってくなにかをらんくんに呟いた
いるまくんの母親やみことくん同様らんくんと会話はしていない
次に、すちくんの家に訪れた
誰も外には出てこないものの家の中の音声は聞こえたよね
そして、すちくんが【泣き腫らした】ということがわかった
それほど悲しい出来事があったと言うことが理解できる
それに、インターホン越しにらんくんが言ったにも関わらずすちの母親は外に出てきた らんくんの声はすちの母親には聞こえていなかった
最後になつくんに訪れたとき、誰もいなかったみたいだよね
でも、最後にらんくんには聞こえていなかったけどチャイムから声がきこえた
家にいるのに出なかった…
出れない事情があったということになる
・ぼそっと言った言葉
みこと「もう、らんらんはおらんのになッ…」
いることを期待して外に出たみことくん
こさめ「だれだろ、遊びに行くのなくなったのになぁ」
予定がなくなった…と思いたいこさめくん
なつ「もうッらんは…一生こねぇのになぁッ」
あの時自分が近くにいれば…と自分を責め続けるなつくん
(部屋にこもり、らんくんとの思い出を振り返り泣き続けるいるまくん)
(泣き叫び、らんくんは何処かで生きていると自分に言い聞かしいつも通りを装うすちくん)
・ーーー
夢の川は三途の川
みんながらんくんを呼んでいたのはらんくんが死の方にむかっているから
らんくんは、自分が死んだ自覚がないためみんなの家に行くが実際は死んでいるためらんくんの声は聞こえておらず会話もなにも成立しない
バグで保存しても解説の後半消えるので書き直しのために非公開に一度いたしました
すみません(またきえてたらどうしよ…)
思いつきで書いたものなのですがどうでしょうか!
また、ネタがあれば🌟さんでもやりたいと思ってます((