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第2話 転生、?
真菰「ゲホッ……ごほっ…………ぉ?ん?」
目を覚ますと、そこはまるで地獄のようだった
一瞬マジで地獄に落ちたんじゃないかと思った
真菰「…………クッサぁぁぁあ!!!んだよここキモ!!くさぁぁぁ!!!」
その地獄のようなゴミ場は生ゴミを100倍くらい臭くしたやつくらい臭かった、
鼻をつまんでないと息を吸うのもやっと…と思ったが
真菰「ゲホッ………、あえ…?」
血、………え、血!?人生で初めて吐血したんだが、片手にやわらかい感触があり、見てみると、鳳凰の人形が
真菰「あ、あれ………、なんでこれ持ってきてんの??…」
なんで生きてた頃に持ってたもの持ってんの??
え、僕死んだんだよね??
てかここ空気汚ねぇし…!!砂漠地帯かよ!!行ったことねぇけど!!!
とりあえず履いてた中学の制服のスカートの端をちぎって、口元に巻き付ける、ちょっとはマシかも…、
真菰「………マシじゃねぇぇぇぇ!!」
なんも変わんねぇよクソッタレ!!!
真菰「!?」
ゴミ場のもっと向こうから何かの方向が聞こえた、ダダダダダ……、と大きい何かが歩く音が………聞こえる!??!
真菰「………え、なにあれ」
僕が見たのは想像を絶するほどの絶望
動物型の謎の化け物が僕を観ている
真菰「……え、うそ…、こっち見てんじゃん」
えー50分後、現在も見事に逃げ回っている人間が1人、そう僕です。流石に体力尽きそう…。
真菰「…地獄でも死ぬなんて勘弁してよ」
手元にある鳳凰の人形を抱きしめて、しゃがみ込む、
真菰「………、助けてよ、…”アズ”」
すると、人形”アズ”は光り出す。
真菰「え?……」
眩い光が僕を包み込む。
目を開けた時には、アズは銃型の大砲に変わっていた
真菰「え???」
突然体の熱がアズを握っている手に集中して、気づいた時には、玉が発射して、化け物を粉々にしていた。理解が追いつかない、発射してすぐ、アズは元の人形に戻る、僕の助けてという切実な願いを聞いたのか、またはたまたま謎の力が働いただけなのか、全身の力が抜けてその場に座り込む、すると、誰かが拍手をしてこちらに近づいてくる。
???「いやーすげぇわ、お前」
拍手と声がする方に顔を向ける
???「50分ずっと逃げ回ってたから、助けに行こうかなーと思ってたが、…本当に人通者だったとはな」
真菰「だ、だれ…?」
???「俺?俺は…」
長身の男はマスクを外す
エンジン「掃除屋アクタ所属、エンジンだ」
次回に続くよん! By主