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「……終わった。」
家事代行の仕事を終え、俺は荷物をまとめる。
今日もいつも通りだった。
仕事を始めて一年。
だいぶ慣れてきたとはいえ、やっぱり疲れる。
「……帰るか。」
そう思ってスマホを見る。
「……あ。」
仁人からメッセージが来ていた。
【今日暇?】
「……急だな。」
【暇だけど】
するとすぐに返信が来る。
【じゃあ飯行こう】
【分かった。】
「……入るか」
「うん。」
店に入り、荷物を置く。
「全部美味そうだな。」
「だね。」
「てか最近どう?家事代行。」
「普通だよ。」
「そっか。 ……お前、ほんと喋らないな。」
「必要なことは喋ってる。」
「そういうとこだよ。」
お互い、スマホを触る。
すると
「…なんかいいことでもあった?」
「急に何?」
「なんか前会った時より機嫌いいなって思って。」
「……そう?」
「そう見えるだけだよ。」
「そっか。」
「こちら、枝豆とだし巻き卵でございます。」
「あっありがとうございます。」
「じゃあ食べるか。」
「うん。」
「じゃあまたな。」
「うん。バイバイ。」
仁人と別れて、家へ帰る。
「…………」
そういえば。
「今日、少し機嫌よかったな。」
仁人に言われた言葉を思い出す。
「……なんでだろう。」
今日の仕事は、別の人の家だった。
いつもと変わらない仕事だったはずだ。
それなのに、ふと昨日のことを思い出す。
昨日は曽野さんの家で仕事をした。
その時の、仕事中の曽野さんの顔。
「…………」
なぜか頭に浮かんだ。
「……なんで今、思い出したんだろう。」
少し考える。
「……関係ないか。」
そう思い直して、俺は家へ帰った。
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好きだぁぁぁぁぁぁぁ