嫌いなのに好きで困る恋

「市ノ瀬くーん！」（未来）「蓮～？」（陽斗）「いないな～」（未来）「ちょっとみんなに聞いてみよう」（陽斗）「うん」（未来）「あの～市ノ瀬見てない？」（陽斗）「市ノ瀬？しらなーい」「みてないよ」「あ、市ノ瀬くんなら体育館裏にいると思うよ、私体育館掃除担当だから下見に行こうってなって行ったら男の人4人に囲まれていて…」（クラスメイト）（!？どうゆうこと？）「ありがとう！」（陽斗）「行こう」（未来）

ー体育館裏ー

「市ノ瀬くｎ…」（未来）「静かに…」（陽斗）「なぁなぁお前かよ昨日の夜女連れていこうとして邪魔したやつは」「まさかこんな近くにいたとはなぁ」（ヤンキー）「はぁ？」しらねぇよ」（蓮）「とぼけんじゃねぇ」「あの女で遊んで売ろうとしたのに…」（ヤンキー）「売る？」（蓮）「あぁばれちゃった（笑）」「俺たち金がないから人を売るんだw」「さっきまで仲良くしていたのに急に売るって言ったときのあの反応…たまんねーんだよな（笑）」（ヤンキー）「おまえらみたいなバカの言っていることは意味わかんねーよ」（蓮）「黙れ!!」（ヤンキー）「うっさ…そろそろいいか？バカと一緒にいると俺もバカになっちまう（元々バカだけど…）」（蓮）「にがさねぇーぞ…何発か殴らねぇーと気がすまねー」「しかもあの女結構いい顔していたのに…」「お前と女同じここの高校だろ？あの女を捕まえろ！」(ヤンキー)「おい！あいつは関係ねー！」（蓮）「うっせー！」（ヤンキー）「ど、どうしよう…（小声）」（未来）「未来ちゃん…ちょっと僕に作戦がある（小声）」（陽斗）「え？」（未来）ガサゴソガサゴソ…「（陽斗？）」（蓮）ガサゴソ…「（やってみるか…）」（蓮）「行け!」（ヤンキー）「待てよ…」（蓮）「あ？」（ヤンキー）「俺を何発か殴るって言ってるけど、それって俺がお前らよりも弱いって言ってんのか？」（蓮）「当たり前だろ（笑）」「所詮お前は口だけ（笑）」（ヤンキー）「じゃあ勝負しない？」（蓮）「望むところだ…」（ヤンキー）

ー数分後ー

「グハ！！」（ヤンキー）「あれ～もうやられていますけど？」（蓮）「ふ、ふざけんな…」（ヤンキー）「所詮口だけはお前らだったね（笑）」（蓮）「ク….」（ヤンキー）「なぁお前ら２度と俺とあいつに近づくなよ…」（蓮）「はぁ！？」（ヤンキー）「んだよ…文句あんのか？（怒）」（蓮）「ひ、ひぃ！」「す、すみませんでした！！！！」（ヤンキー）

ー廊下ー

「さっすが蓮！」（陽斗）「陽斗…」（蓮）「もう…どうなるかと思った～」（未来）「まぁな、ってかなんでお前らあそこにいたんだよ！」（蓮）「陽斗くんが心配だって言って私もついて来ちゃった！」（未来）「お前のことでもめていたのに…本人が来てどうすんだよ」（蓮）「必死だったもんねｗ」（陽斗）「そんなんじゃねーし」（蓮）「陽斗くんの作戦うまくいって良かったね！」（未来）「いわれなくても殴ってたし…」（蓮）そう、あのとき２人は手話をしていたのだ！「でもどうして手話を…」（未来）「なんでもいいだろ…」（蓮）「そう…」（未来）