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前回のおまけで、うしふ くんの子牛時代の話です。
ほのぼのです。
子うしふ くん
子牛が生まれてから数日は両親が世話をしていたが、今日から🍌が子牛を任されることになった。
🍌「こんにちは、俺は🍌」
⛄「おんい?」
名前を繰り返すと不思議そうに首を傾げる⛄。
🍌「そう、で、君の名前は⛄だよ」
⛄「お りゃふきゅ?」
自分の名前を舌足らずにしゃべり、クリクリとした目でこちらを見つめる⛄に胸がキュンとする。か、可愛い。
キュンキュンする胸を押さえてしゃがみこんでいると⛄が心配そうにのぞき込んでくる。
⛄「おんい、どちたの?」
見るとクリクリお目目がうるうるしている。
こんな小さい子に心配をかけるわけには行かないと、安心させるように頭を撫でると大丈夫だよと伝える。
🍌「今日から⛄のお世話するからよろしくね」
⛄「はーい」
*――――――*―――――――*―――――――*
お世話をすることひと月、⛄は🍌が来ると嬉しそうに名前を呼び駆け寄ってくるようになった。
🍌が牛舎の掃除や餌やりなどをしている時も雛鳥のように🍌について回り、お手伝いをすることもある。
⛄「おはよ~みんな!」
🐄「モーーー」
牛たちも⛄が来るのを楽しみにしているようで尻尾をぶんぶん振り、⛄が近づくと顔をスリスリと擦り付ける。
⛄「ふふっ、くすぐったいよ」
他の牛とも仲良くやれているようでよかった。
本当に⛄は純粋で優しい子に育っていると思う。まぁ自分が育てているのだが。
🍌「⛄ー!、餌やりも済んだし帰るよー」
⛄「はーい、じゃあね、みんなまたね~」
🐄「モーーー」
寮に連れ帰るとご飯を作って食べさせたり、絵本を読んでやったり、外で遊んで運動させたりと色々お世話をする。
🍌「ーーするとおじいさんは…」
⛄「スゥ-、スゥ-…」
🍌「寝たか」
すーすーと寝息を立てながら⛄は🍌の服を握っている。
起こさないようにゆっくりと指を離そうとするが取れない。
🍌「と、取れない…、んー…仕方ない俺も少し寝るか」
諦めて絵本を閉じ傍に置くと、⛄を抱きながら眠りにつくことにする。
動かしたことで少し目が覚めたのか⛄は目をぱちぱちさせるとスリスリと頭を🍌にすり寄せ再び目を閉じる。
⛄「ん…、🍌だいすき…スゥ-…」
🍌(俺の子、可愛すぎるだろ…ッ!!)
だんだんと愛が重くなっていく🍌に愛されて⛄は健やかに(?)大きくなっていくのであった。
小さい頃のうしふ くんがもいいなと思いおまけとして登場させました。
本編に入れるとだらだら続きそうだったのでカットを 笑
🍌っ子な⛄、⛄を溺愛する🍌でした。