こんにちは 💭🎀
今日は 少し前にTikTokで見た小説を参考にして
自分なりに書いてみました !!
それでは どうぞ !
『 初めての感情 』
俺は 橙。
自分で言うのもなんやけど、顔がいい。
性格も、運動神経も
周りと比べると ずば抜けて良い。
そんな俺はクラスで人気者。
先生にも気に入られている。
当然よな。
やって今までずっと 好かれるように努力してきたんやから。
顔が良くて性格が良くて背が高くて
おまけに家はお金持ち。
これで好かれない訳がないだろう。
この世は大体これだ。
顔、金、そんなもので決まってくる。
生まれつき貧乏、顔も平凡。
そういう人は 負け組 っていうんや。
それに比べ 俺は人生の勝ち組。
理不尽な世界やんな 〜。生まれ育ちで上下関係が決まるなんて。
恋人やって 作ろうと思えばいくらでも作れる。
でも何か違う。
自分より下の人には興味が湧かんのや。
え?誰目線…って?
いやでも そうやろ?
みんなやって、運動神経がよかったり
イケメンでお金持ちの人は好きになる
つまりそれは、
自分には無いものを持っているから。
俺もそうやねん。
自分よりも上の人を好きになる。
でも中々そんな人はおらん
やから困っとるんよね
そんな俺の高校に
1人の転校生が来た──
桃 『はじめまして !(微,笑』
男か、
顔は…まぁまぁやな。
他に比べるといい方かもしれん。
ま、俺と比べると….
いや、やめとこ。
桃 『俺、桃って言います。』
『是非 仲良くしてください!(微,笑』
桃…ね
こいつも俺のことをすぐに好きになるはず。
信じられへんのやったら…
先生 『じゃあ 〜 』
『橙、この学校を案内してやれ。』
…ちょっと見といてみ。
橙 「あ、桃くん !!」
「案内するから着いてきてくれる?(頬,笑」
桃 『….はい』
〜〜〜〜〜〜
橙 「ここが理科室!」
桃 『はい』
なんや、こいつ。
こっちが笑顔で話しかけても
塩対応ばっかやん。
生意気 ….ッ、
橙 「あ、そういえば !」
「桃くんはなんで転校してきたん ??」
「答えくなかったら全然 大丈夫 やで !」
桃 『普通に….』
『….いや、 答えたくないです』
『ごめんなさい』
橙 「….そっか !」
「全然大丈夫 !!(微,笑」
桃 『ありがとうございます 。』
おかしい …。
こんなに気を使っとんのに
丁寧に説明したんに
なんでや….
なんで….っ
腹立つ..ッ、
〜〜〜〜〜〜
赤 『あはは ww(爆,笑』
青 『くふw桃くん面白いなぁww』
桃 『ほんとですか ?! (笑』
『めっちゃ嬉しいです!w』
青 『というか、敬語辞めない?』
赤 『うんうん!』
『もっと 仲良くなりたいし !!』
桃 『..!! おねがいしま…』
『フルフルッ…(横,振』
『よろしくな…!(頬,笑』
..なんで、嘘や…。
そんなはず、
あ、あれか、ッ
まだ来たばっかで緊張してたんか 、
そうや、っ きっと
きっと….
〜〜〜〜〜〜
紫 『え〜 ?! そうなの?!(驚』
黄 『大変ですね…』
桃 『そうなんだよ 〜 (笑』
紫 『うん …、』
紫 『今回で転校 5回目なんて、、』
桃 『いや 、でも』
『もう 慣れたわ ! 笑 “親の都合” ってなると 仕方ねぇしな..w』
黄 『そうですか….』
は….、?
俺には教えてくれへんかったやん、っ
俺の前では笑ってくれへんかったやんッ..、!
やのに、っ、なんで、なんで…ッ、
俺の方が、..
人気者で、優しくて、ッ…
俺の方が…ッ、!!
〜〜〜〜〜〜
橙 「最近暑いなぁ」
青空が広がる真夏。蝉の声が鳴り響く教室。
今日も俺は、桃に話しかけた。
桃 『そうですね。』
なんで、..
俺は 顔も良くて 性格も良くて、
誰にでも好かれるはずやのに、..ッ
橙 「桃 ~!」
桃 『…なんですか』
もう我慢ならない。
なんで俺だけこんな扱いを受けなあかんのや。
俺は桃に聞いてみた
橙 「っ….なぁ..」
「俺の事…嫌いなんか….っ、?」
桃 『..嫌いって言ったら』
『もう話しかけてきませんか ?』
橙 「え…、ッ、??」
今にも泣き出しそうだった。
こんなことを言われる日が来るなんて、
思いもしてなかったから。
“もう話しかけてきませんか”
そんな言い方しなくてもいいじゃないか。
まるで、俺と話すのが嫌みたいな、
そんな言い方…っ。
あれ、俺、 。
橙 「….なんで、ッ..(涙,溢」
代わりなんていくらでも居る。
というか、この学校のほとんどが俺に惚れてる
男女構わず。
やのに、なんでか
桃 『これで俺の事、嫌いになってくれましたか』
橙 「桃…、ッくん、」
「俺、駄目なとこ全部治すから..ッ」
「やからッ….!(涙,溢」
桃 『いや、』
『橙さんに悪いところなんてありませんよ』
『貴方はとっても素敵な方です』
橙 「じゃあなんで…ッ!!」
桃 『代わりは..いくらでも居るんですよね』
橙 「…ッ、…?! 」
胸が締め付けられて
立っているのもしんどかった。
橙「それ、は、ッ…違..ッ、」
桃 『俺、もう帰りますね。』
『さようなら』
信じたくない。
俺と話したくないだなんて。
橙 「待ってッ…!」
「待ってッ、ください…ッ」
桃 『..はい ?』
橙 「明日も..」
「話しかけたら、駄目ですか..ッ?」
我ながら らしくないことをした。
でも、この気持ち
伝えずには居られなかった。
桃 『ふふ、ッ..(笑』
『楽しみにしてますね..(頬,笑』
橙 「…!!ぉ、おん..!」
「うん…!!」
初めて笑って貰えた。
こんなこと、
今までに数え切れないほどあったのに
1番 嬉しかった。
心の奥に違和感を覚える。
初めての感情
俺は
桃の一番になりたい
あぁ、きっと….
これが 恋 って言うんやな.. 、
〜〜〜〜〜〜
橙 「桃~ッ… !!」
まだまだ暑い夏は続く。
今日も俺は
桃に話しかける。
𝑒𝑛𝑑
コメント
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もう、神すぎません?💗
😭