「……お前、まだ“自分”でいるつもりか?」耳元で、低く囁かれた声が、腹の奥に“熱”を落とす。
やだ……動けない、身体が、ぴくついて……。
拘束された体に悲鳴が走る
「ちが……う、そんなとこ、さわんないでぇえ……あっ、あああっ」
腰が逃げようとした。だけど、無造作に犯され声が裏返る。
「言え。どこがキモチいいか、言え。腹か?声か?どっちが壊れてほしい?」
「ゔぁ……ッ、いやぁぁぁあ……やだぁ、やだぁあっ……ッ」
ごつごつした手のひらが、喉の奥を押さえつけるように撫でると、
喉から出たのは、獣みたいな嗚咽だった。
「ッ、ゆるじでぇえ……っ、もぉ……むりぃ……ッ、いぢめないで……」
なのに、逃げられない。
自分の身体じゃない。声が出るたび、乳首がビクついて止まらない。
ああ、また――腹の奥が痙攣して、勝手に壊れていく。