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母「やめて!」
父「黙れ、誰のお陰で暮らしていけてんのか忘れたか?」
母「ごめんなさい!痛い!」
父「頭の悪い女だ、来い。」
母「嫌だ、もう許して!」
[お母さん?
泣いてるの?
お父さんはお母さんを大事にしてるんじゃないの?
れんが痛い痛いしたのに、ダメだった?
れんが守らなきゃ、僕がヒーローだから!]
蓮「お母さん!」
母「れ、蓮!だめ、燐と一緒におねんねは?」
蓮「やだ、お母さん泣いてるでしょ?」
父「ヒーロー気取りか?蓮」
母「待って、だめ。蓮は悪くないから!」
父「蓮、ここに来い。言うこと聞けるよな」
母「ねえ!蓮は!」
父「黙れ!お前は部屋から出ろ」
引きずられていく母
蓮「わかった!僕言うこと聞く、だからお母さんは痛い痛いしないで」
父「いい子だな蓮。二人で話そうか」
蓮「うん!」
母「蓮!待って!ねえ!」
「蓮!」
母は何も出来なかった
扉の前で、静かに泣きながら殴られる蓮の音を聞き
母もまた、泣きながら聞こえるはずのない謝罪を蓮に伝えていた
蓮がその部屋から出れたのは次の日の朝方だった